2010年3月16日火曜日

3月16日MS  開港151年目からの横浜@横浜中央


本日の講師は当会副会長、横浜市議会議員の田中紳一氏。保土ヶ谷区選出1期、期待の政治家。地元で生まれ育ち獨協大学を卒業後、広告代理店に就職し、NTTドコモの営業を担当。広告表現に企業の独自性を如何にアピールするかが重要であることを学び、そのときの経験が現在の仕事にも生きているという。

現在の世相はいくら頑張っても報われない人々がいる一方で、すぐに生活保護に頼る人たちがいて全体として行政への依存が進んでいるとみる。民主党の候補者公募に応じて議員となったが、役所の支配的傾向として、①長期的観点に欠ける ②一度始めた事業は止められない が垣間見えるという。(例としてベイブリッジ付設のスカイウォーク)無駄がないか、別働隊で常に費用対効果をチェックしていく要あり。

横浜は昨年開港150年を祝ったが、「151年目の横浜」が抱える課題は重い。
市民の定住意向は急速に減少してきており、このまま放置すれば東京依存型の機能・産業構造がさらに進行し、交通・インフラ構造が弱体化し、都市環境も悪化する事態が想定されるという。
横浜市の目指すべき方向は、企業や人から選ばれる都市になるべく、独自の価値を提供すること。その方策としては選択と集中を徹底する行政に努め、東京都との差別化を図りオンリー・ワン都市 横浜を構築する。市民もAll For One,One For Allの意識を持つべしとしたのが印象的でした。他県の人々から憧れの眼で見られている横浜が、市民にとっても住みやすく誇りの持てる都市であり続けるようにしなければと思いました。

事務長 萩野 宏樹

本日、2社のご入会されたことをご報告します。
(有)トーク人材開発様と(株)横浜サザンハピネス様です。
一緒に学んでいきましょう。

専任幹事 後藤長重

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