2010年4月20日火曜日

4月20日MS 「継続するちから」@横浜市中央


本日の講師は(社)倫理研究所法人局普及事業部 首都圏方面副方面長の荒木良仁(よしまさ)氏、大阪府生まれ40歳。今年度より富士高原研究所から教育業務部を経て現職へ異動となったが、お住まいは御殿場とのこと。

日本で最初にビジネス小説を書いたのは江戸元禄時代の伊原西鶴とされているが、代表作の一つ「日本永代蔵」には実話に基づいた面白い話が載っている。その中で成功者が継続して実践している5項目は①朝起き②夜詰め(夜遅くまで働く)③家職(本業からはずれない)④始末(倹約・物を大切にする)⑤達者 としている。中でも③家職を重視していた。⑤の健康を保つ実習として、講師は肩のコリをとる運動を隣同士をペアにして指導された(動画参照)。身体で覚えたものは忘れないので、是非続けてもらいたいとのこと。

講師からは上記5項目に下記1項目の追加を提案され、⑥心を磨く実践 を挙げた。とりわけ読書には①心を育てる②仕事の情報を得る③人生を楽しむ の効能があるとして、特に「万人幸福の栞」を何度も繰り返して読むことを薦められた。その際①著者を尊敬し②自分のために書かれていると思って読むのがよい。例えば人・己→自分の名前、両親→自分の両親の名前 のように置き換えて読む(P22,P91,P110)など、読み方のポイントを教わりました。判断・決断に迷ったときには是非活用してほしいと力説された。

折りしも、「今週の倫理」660号に、栞と正対し身読することが説かれているのでご参考まで。

事務長 萩野宏樹

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