2011年5月24日火曜日

5月24日MS『前向き』@横浜市中央


 本日の講師は社団法人倫理研究所法人局、首都圏方面長の伏木 久登(ふしき ひさと)氏。京都出身。平成7年、社団法人 倫理研究所へ入所。
 
 只今、会員スピーチで野田様から東日本大震災支援のお話しがあったが、全くその通りです。倫理法人会は全国組織で、東北3県、宮城・岩手・福島で約3,500名の会員がいる。東北担当者が被災地域へどんな支援ができるか、1週間後に秋田ルートで視察に行った。担当者が現地で見聞きした結果、食べ物は充足されてくるだろう、これからは衣類、中でも下着や作業用ジャージが数百着の単位で必要だろうということだった。やっとの思いで手配の目処がつき、念のため宮城県法人会に確認するとそれらの物資は調達済みでこれ以上は要らないとのこと。必要な物は瞬時に変わるということを学ばせていただいた。
 また今後は、長い期間で援助を考えていくことが重要だと思った。皆さんも何か手助けしたいという気持ちが強いことと思うが、必ずその時期がくると思う。倫理研究所でも被災した子供や青少年の教育支援に「りんりん基金」(正式名称:「東日本大震災教育支援基金」)を開設した。

 本日のテーマは「前向き」。人生は岐路の連続、順境と逆境の繰り返し。たとえどんな状況にあれ、前向きに進んでいく気持ちを忘れてはならない。自分が現状維持に止まってしまった段階で遅れをとってしまう。「日新日進」であるが、原点としっかり繋がっていて初めて正しい発展ができる。原点とは創業精神であったりする。旭山動物園が集客で成功したのは、動物園本来の目的である「動物をいかに見せるか」に的を絞って工夫を凝らしたことである。

 更に前進していくためには「明朗」であることが大切である。気づいたとき、積極的にさっと動けるかが明朗の判断。
 自分が明朗になるための実践項目
①朝を大事にする 一日の目覚めを朗らかに明るく迎える
②家庭を明るく築く 明るいトーンで軽やかな挨拶を交わす
③明るい企業づくり 元気な朝礼を実施。 
 
 「状況が良いから明るくなるのでなく、先ず心を明るくして良い状況を切り開いていく」という講師のお言葉を大切にしたいと思いました。
 
 広報委員長 萩野宏樹

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