2012年10月16日火曜日

10月16日MS「企業縮小の苦しみ」@横浜中央


会員スピーチ
  光 幹事
本日一人目の会員スピーチは、当会会員である新納政光幹事です。倫理に入会し「はい」の大切さが身についたそうです。今では役所で名前を呼ばれた際も「はい」と返事をし、周りがびっくりするそうです。倫理に入会し、大変いい?癖が身に付いたようです。









講話
㈱石井工務店 取締役会長
松戸市倫理法人会 相談役 石    
「企業縮小の苦しみ」

 本日二人目は、先祖代々建設業を営んでらっしゃる伝統ある会社の三代目、石井恵雄氏に講話をしていただきました。
 ある日、四代目となる予定であった長男が、会社を辞めると言い出したそうです。昭和の頑固親父(石井さんごめんなさい)を彷彿とさせる石井氏の経営方針に、不信感を募らせたのです。代替わりをしようと思っていた矢先の出来事で、そのダメージは相当なものでした。一晩中、長男と話し合ったにもかかわらず、両者の溝は埋まることはありませんでした。
 先祖代々の会社を廃業するところまで悩んだ石井氏は、四人の子と奥様とで家族会議を開きました。家族が石井氏の過ちを指摘してくれたのですが、その頑固な性格ゆえ、家族のアドバイスを受け入れることはなかったそうです。自分を受け入れてくれない家族を、喧嘩状態で追い出したのです。ちなみに本文の筆者関口も頑固なところがあり、石井氏と似ているかもしれません。「どうしてアイツはオレを理解してくれないんだ」このように感じたことのある方は、私だけではないと思います。
 会社を作ってくれたご先祖のことを考えると、家族の言うように簡単に会社の経営方針を変えられません。その狭間で石井氏は悩むのです。
 会社を存続できるのか、バラバラになった家族の絆は・・・。
いかにして最大の危機を乗り越えたのか、お話していただきました。

広報委員 関口 英樹

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