2011年5月31日火曜日

5月31日MS「奇跡が起きた!!」~願いは叶う苦難の体験~@横浜市中央


 今日は424回モーニングセミナーの報告です。
 講師は指揮者・リコーダー奏者の根本昌明氏。テーマは『奇跡が起きた!! 願いは叶う苦難の体験』です。氏は小さい時から対人関係が苦手で、音楽だけが安らぎという少年時代を過ごしましたが、神奈川県の教員試験に合格し、教員生活に。吹奏学部の顧問になりました。が、頑張りすぎて体調を崩して、充実した生活から一挙暗転。退職。「人生には対極の法則が働いている」「成功の前には失敗がある、太陽の影には暗闇がある」という、アップダウンをたびたび味わう生活でした。
 しかし、あくまで自分の夢を忘れずタクトを振り続けています。その結果、
 1996年にアマチュア指揮者ながら新生日響をチャーターして振った『英雄』は、いまだに世界最高峰の名盤の一つとして数えられています。2010年には、オペラシティで、東京フィルと二期会を頼んで『第九』。このときは聴衆1100名の盛況でした。
 夢は叶ったのです。今の夢は世界へ羽ばたく、です。
 すばらしいですねぇ。「願えば叶えられる」「人生は思ったとおりになる、強く思ったことが現象となって現れてくる」「宇宙は思いに答えてくれる物質で出来ている」と、ご自分の体験から熱く熱く語ってくださいました。一生懸命やっていれば、必ず実現する、とは我々経営者にとって忘れがたい講演でした。
 そう言えば、北条早雲も60歳になって苦境の中から国取りを始めたのでした(早雲はもともと幕府政所執事・伊勢氏の一族。本人は室町第九代将軍足利義尚の側近でした)。経営者も年齢にかかわりなく、夢をめざして頑張りましょう。「働く喜びこそ、生きている喜び」です。
 氏が、愛用のリコーダー(ヤマハ、木製)をシャツの内側に入れて大切に暖めていたのが印象的でした。素晴らしい「埴生の宿」を全員で聴きました。

 6月11日(土)は横浜市長・林 文子氏です。『すべては“ありがとう”から始まる』。新横浜グレイスホテル。セミナー開始午前6時半(無料)。朝食は7時40分から1500円(希望者)。多数のお出でをお待ちしています。
                                佐藤 寛(幹事)

2011年5月24日火曜日

5月24日MS『前向き』@横浜市中央


 本日の講師は社団法人倫理研究所法人局、首都圏方面長の伏木 久登(ふしき ひさと)氏。京都出身。平成7年、社団法人 倫理研究所へ入所。
 
 只今、会員スピーチで野田様から東日本大震災支援のお話しがあったが、全くその通りです。倫理法人会は全国組織で、東北3県、宮城・岩手・福島で約3,500名の会員がいる。東北担当者が被災地域へどんな支援ができるか、1週間後に秋田ルートで視察に行った。担当者が現地で見聞きした結果、食べ物は充足されてくるだろう、これからは衣類、中でも下着や作業用ジャージが数百着の単位で必要だろうということだった。やっとの思いで手配の目処がつき、念のため宮城県法人会に確認するとそれらの物資は調達済みでこれ以上は要らないとのこと。必要な物は瞬時に変わるということを学ばせていただいた。
 また今後は、長い期間で援助を考えていくことが重要だと思った。皆さんも何か手助けしたいという気持ちが強いことと思うが、必ずその時期がくると思う。倫理研究所でも被災した子供や青少年の教育支援に「りんりん基金」(正式名称:「東日本大震災教育支援基金」)を開設した。

 本日のテーマは「前向き」。人生は岐路の連続、順境と逆境の繰り返し。たとえどんな状況にあれ、前向きに進んでいく気持ちを忘れてはならない。自分が現状維持に止まってしまった段階で遅れをとってしまう。「日新日進」であるが、原点としっかり繋がっていて初めて正しい発展ができる。原点とは創業精神であったりする。旭山動物園が集客で成功したのは、動物園本来の目的である「動物をいかに見せるか」に的を絞って工夫を凝らしたことである。

 更に前進していくためには「明朗」であることが大切である。気づいたとき、積極的にさっと動けるかが明朗の判断。
 自分が明朗になるための実践項目
①朝を大事にする 一日の目覚めを朗らかに明るく迎える
②家庭を明るく築く 明るいトーンで軽やかな挨拶を交わす
③明るい企業づくり 元気な朝礼を実施。 
 
 「状況が良いから明るくなるのでなく、先ず心を明るくして良い状況を切り開いていく」という講師のお言葉を大切にしたいと思いました。
 
 広報委員長 萩野宏樹

2011年5月19日木曜日

5月17・18日長野県研修旅行(伊那食品工業、菓匠清水ほか)

5月17・18日の両日を使って、伊那食品工業様への会社見学会を開催。

3年前の自主勉強会から、温めてきた「いい会社をつくりましょう。」の伊那食品工業への訪問が守田幹事と、田村幹事の手によって実現した。

17日はモーニングセミナー終了後、バスに乗り込んで現地へと向かう。中央高速道路の集中工事と重なり、約4時間かかって、伊那食品工業の「かんてんぱぱガーデン」に到着。

かんてんぱぱガーデン内のレストランで寒天を中心としたランチ(これが美味しい!)をいただいたのち、伊那食品工業の会議室に通されて企業の説明、環境への取り組み、メセナなどをお話いただいた。
塚越会長にお目にかかれなかったのは残念だったが、伊那食品工業の取り組みは素晴らしいものだった。

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宿に戻り、宴席の際に「ここまできたのだから、近隣のモーニングセミナーに出席してみよう。」という声がどこからともなく発生し、ほぼ全員で参加することに。

横浜市中央は6時30分からだが、他県では6時開催が当たり前。ロビー前に5時15分に集合し、一路向かった。

訪問先の伊那・木曽倫理法人会では、講話者として長野県倫理法人会の会長をお招きしていた。
伊那・木曽倫理法人会の前日打ち合わせでは、県の会長をおよびしているのだから、30名ほどは
集めたい。と話していただようだが、私たちが13名で参加したため、30名の参加人数を確保できた。

奥深い山の倫理法人会のためか普段から外部からの来訪者も少なく、今回の訪問は青天の霹靂であったようで、たいそう喜んでいただいた。

でも、喜んでいただけた我々こそが一番ハッピーだったと思えた。
地方にも仲間がいることがわかって、朝参加しただけであんなに喜んでもらえることなんてなかなか、ない。。長野県が一気に身近に感じたひとときでした。

18日にも会社見学(菓匠清水)、進徳館へと訪問し、会社見学の旅は終わりました。

訪問させていただいた先々の皆様、誠にありがとうございました。

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守田幹事が次回の会社見学も検討してくれるとのこと。
今度はどこのモーニングセミナーに参加できるのか楽しみです。(笑

会長 後藤長重








2011年5月17日火曜日

5月17日MS『人間ドックを超えた精度の先端医療技術』@横浜市中央


本日の講話は、3月11日の震災直後で延期になった三橋宣雄前副会長による講話。

人間ドックを推進し、CTスキャンを日本中に広めた王子病院院長小川博士が、これまでの人間ドックでは、検査してから数ヶ月後に癌が発症してなくなるというケースも少なくないことに気づき、より早く癌の早期発見する方法として、採血検診を確立。24時間対応で、検査結果のカウンセリングにも応じてくれるという。

なぜ、人間ドックではだめなのか。
人間ドックで見つかるがん細胞のサイズは、数センチの大きさにまで育っていないと見つかりにくい。
このため、人間ドックにかかるタイミングによってはまるで間に合わないという状況が生まれる。

一方、がん細胞が体中に蔓延するのも、血液を通っていくことがほとんどであり、採血検診で血中の状況を見ることで早期発見につながるという。まだ十分に処置が間に合う状況で発見できる採血検診はこれからの選択肢なのかもしれない。

また、CTスキャンやMRIによる検査も、今話題の放射線を大量に浴びることになるが、血液検査は、数CCの血液を検査機関に送るだけ。人間ドックに入って検査をする時間の取れない多忙な人にも朗報である。とお話いただいた。

2011年5月10日火曜日

5月10日MS『苦節30年 オートバイ一人から300人の会社に』@横浜市中央


241回『苦節30年 オートバイ一人から300人の会社に』梶原哲夫氏(梶原乳販代表取締役)は、幼少時の戦後生活の時代、若いときの牛乳販売店苦難の時代から説き起こし、いま、なぜ年商14億円の牛乳販売店になれたのかを、スライドを使いながら丁寧に語ってくださいました。

素人考えでは「牛乳宅配店は斜陽産業」。でも、訥々としたお話のなかに、少子高齢化・経済縮小の時代に、一都四県に販売網を築き上げた経営の極意・発展のツボがすべて明かされていました。
いまや3万軒の個別配達の得意先に、テレビやラジオでのCMを提供し、毎月の「便り」、PRパンフレットも発行しています。3万軒という数が力となっています。
若い人達に夢を与えよう、やろうと思えばできる、とその話の構成のなかに、繁盛をつかみとる逞しい経営者の姿を感じました。世間で斜陽産業と思われていても、やりかた一つで素晴らしい業績を挙げることはできるのです。成功した経営者の話をナマで聞くことは大切だ、と実感しました。

 そして、朝食のテーブルをともに囲みながらの質疑応答。納得ゆくまで質問にも応じてくださいました。
 週に一度、月に4回、こうして素晴らしい第一線の経営者の話を聞けることは、硬直化しがちな私たちの頭脳に、素晴らしい刺激を与えてくれます。

 あなたも是非、当会のモーニングセミナーにご参加くださいませんか。お待ちしております。
                                佐藤 寛(幹事)