2009年5月20日水曜日

5月19日 モーニングセミナー 「活力朝礼で会社は変わる」



今朝のあいさつは、酒井麻雄名誉会長です。

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平素、私はあいさつをする際、今日は何の日?と言うことをお話ししています。

今日は1560年、今から約450年前、桶狭間において織田信長が今川義元を打ち破った日です。
歴史上、日露戦争でも少数の日本軍が勝っていることを見れば、いつでも数の多い方が勝つと思っては間違いであり、こうしたことを企業経営の中でも忘れないことが肝要であると言えるでしょう。
不況やインフルエンザなど多くの困難があっても、経営者の心持ちひとつです。
頑張っていきましょう。

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本日の講話者は大谷公夫法人スーパーバイザーです。

曽野綾子さんの記事、「7つの社会的罪-ガンジーが残したチェック方法」をはじめとして、自らの糧にしたたくさんの記事を引用しながら、活力朝礼で会社が変わっていった様をお話しされました。

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私たちは政治や経営、宗教、家庭や学校などもすべて倫理の上に成り立っていないといけないとおもいます。

私も、倫理法人会に参加することによって、こうした多くのことを繰り返し気づかせてもらっています。

私の会社では身内社員の不祥事や信頼していた従業員の独立などで会社は倒産しかけたことがあります。

私自身は充分やっているつもりでしたが、父の死により、急に自信がなくなりました。
2代目の甘えもあったのでしょう。どんなに小さな会社でも創業者というのはカリスマ性があり、それと比べられると、どうしても2代目としての弱さを露呈してしまうのです。

しかし、「世間からいただいている信頼には応えなければいけないよ。」と母親に諭されました。

そこで創業者のカリスマ性もない私が実行したのは経営の勉強です。

ある協会の勉強会にも高額ながら参加しました。
一回が数十万円もする高いセミナーなのにこんなに時間とお金をかけて勉強している社長がたくさんいた驚きました。

多くの勉強会に参加し、経営計画を作り、数年経つと経営計画は魔法の本にかわる。とまでいわれましたがなかなか変わっていかない。

数年経つと新たな悩みが始まりました。この高額な勉強をやめて事業が良くなる方法が見つからない。

その頃であったのが倫理法人会です。

倫理法人会では良い習慣を作ることが重要であることを学びました。

よい習慣を作り出すには相当なエネルギーが必要です。もちろん社員にやらせるのもかなりのエネルギーが必要です。
ですから活力朝礼が一番やりやすくて繰り返しやすいのです。

教育、人を育てることは一夜漬けではできない。毎日毎日、回数を重ねただけ染み付いてきます。

朝礼をやり抜くことで意識は変わるが、同じことをし続けているとマンネリになりやすいことも事実です。

マンネリにならないよう、趣向を凝らし、社員を巻き込んで日々変えていくことでマンネリを打破できるようになるのです。


活力朝礼をはじめとして、良い仕組みが組織には必要だと思います。倫理法人会は経営者の教育のための仕組みですね。
良いところ伸ばせというが、私も重箱の隅をつつきやすい性格ですからなかなか難しいものです。(苦笑
そこで、従業員の良いところを探して、感謝する仕組みを作ってみました。

社内で「ありがとう」が行き交う会社にするための努力として、弊社では感謝を表すカード、「だんだんカード」というものも作って、日々よい習慣とよい仕組み作りに取り組んでいます。

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