2010年9月28日火曜日

9月28日MS 横浜市の危機管理@横浜市中央


防災への備えが気がかりな昨今、今回は横浜市消防局危機管理室室長の荒井 守氏に講師をお願いしました。

 横浜市危機管理指針が平成16年に制定されている。これは
 ①防災計画 ②国民保護計画 ③緊急事態等対処計画
で構成されているが、①②は国の指針(法律)に基づき策定されたもの。③の緊急事態等対処計画は市独自のもので、①②以外の危機に対処するための計画で、テロ・感染症・環境汚染対策などを含む。

 ①の防災計画で最も重要なのは震災対策であるが、そう遠くなく起こると懸念される地震として、南関東地震(震度5弱~7)が横浜市にとって最も被害が甚大で、建物被害12万棟、死者数3,700人と想定されている。他に横浜市直下型地震と東海地震が想定されている。

 横浜市として、防災計画を定め整備を進めるとともに、ライフラインやインフラの耐震化を図っていることなど詳しく説明されました。

 「横浜市の危機管理」の詳細についてはホームページに記されているので参照してください。

 上記ホームページに「市民の責務」として、下記のことが記されています。

 市民一人ひとりが「自らの身は、自ら守る。皆のまちは、皆で守る。」との認識を持ち、建物の耐震化や不燃化、家具の転倒防止について配慮するとともに、最低3日分の食料・水やトイレパック、医薬品等の非常持ち出し品の準備など、日ごろから自主的に震災に備え、地域や行政が行う防災訓練や防災に関する行事に積極的に参加し、防災行動力を高めることが市民の責務です。
 さらに、地域の助け合いを大切にし、高齢者、障がい者等の要援護者を地域ぐるみで災害から守るよう努めることが必要です。

広報委員長 萩野宏樹

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追加情報

セミナーの中でご紹介いただいた危機管理室の市民サービスとして、携帯電話にて防災情報が受け取れるサイトがこちらにあります。ぜひご登録の上、ご活用ください。

また、本日は富山県より、富山県高岡市倫理法人会会長、寺田康子様のご出席をいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

横浜市中央倫理法人会会長 後藤長重

2010年9月21日火曜日

9月21日MS 会員スピーチ@横浜市中央

本日は本会会員2名の会員スピーチです。



(1) 岡田敏夫氏
(株)マスターズ代表取締役の岡田敏夫氏は茨城県取手市出身、32歳。兄妹3人きょうだいの次男坊。両親は地元で農業を営む。スポーツが得意で中高ではサッカー部で活躍。
 高校卒業後、地元の理化学製品の製造会社を経て、起業のきっかけとなった前職のコインパーキングの駐車場運営会社に転職。そこで7年間働いた後、昨年10月に東京都杉並区で独立。趣味の一つは映画鑑賞で、最近は韓流ドラマにはまっているとか。

 テーマの「勇気をもらった話」は前職の会社での直属の後輩の話で、彼は地主から土地を駐車場として借りる交渉をメインの仕事としていた。普通は入社して3~6カ月で一通りの仕事ができるのだが、彼の場合は約1年間、駐車場の契約を1件もとれなかった。会社を辞めたいと言ってきたが、私は契約を1件とってきてからにしろと答えた。
 その矢先に彼が送っていたDMの一人のお客様から電話があり、あっさりと契約がとれた。それがきっかけとなって次々と契約がとれるようになり、次の1年間では営業マン30人中1位だった。その後も上位の成績で私が辞める前にはマネジャークラスになっており、同僚の中での出世頭だった。
 起業して1年、私も何度か壁にぶつかり八方塞がりも経験した。そんなとき彼のことを思い出し、彼でもできたのだからと自らを鼓舞し、できるところまでやろうと頑張っている。



(2)中村浩一氏
 現在、小学校のPTA会長をしている。長男はいま中3で、小4のときの長男の属している少年野球チームでの事件が一つのきっかけで、会長を引き受けた。その後、町内会の役員もやることになり、土曜・日曜は地域の行事などで、少年野球チームのお世話もあまりできないほどである。
 飲料メーカーに移り自販機を売る営業の仕事をしているが、地域の人たちへ還元できることはないか、個人的に種々のボランティア活動をしている。

 〔清掃活動〕
 昨年、横浜の花火大会で清掃活動の募集があり、ゴミ分別収集のボランティアを引き受けた。大人と子どもで分別に対する意識に違いがあることが分かり、大人に対する啓蒙活動の必要性を感じた。
 
 〔横浜サンタプロジェクト〕
 3歳から中学生まで約100人がサンタの衣装を着て、各地の施設を手分けして訪問しプレゼントを贈るイベント。昨年12月半ばに清掃活動の仲間とともに、横浜市内の児童養護施設を訪問体験した。親のいない子とか虐待を受けている子などがあふれていて、施設が不足している状況。施設に入れない子どもたちは、きちんとした教育も受けられず悲惨な状況にある。
 私は営業でいろんなところへ行くので、そこでこのような現状をお話して少しでも伝えていきたい。

 〔防犯パトロール〕
 飲料メーカーのトラックに防犯ステッカーを貼って走る。子どもたちの下校時間にトラックが自販機を回る時刻を合わせるよう、ルートを調整している。通行人に気を配るとか、道端のゴミを拾うとかの営業マンへの副次効果も出ている。
 子どもたちの被害防止など、仕事をしながら地域のためになることをやっていきたい。
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聞取りは萩野広報委員長

2010年9月14日火曜日

9月14日MS 人生の岐路に立った時どうする ~努力か運命か~ @横浜市中央

今回の講師は(社)倫理研究所法人局 参事、林 輝一氏、大阪生まれ、大阪育ちの10人兄弟の4男坊。77歳。倫理歴45年目。平成14年に(社)倫理研究所を定年退職し大阪倫理会館副館長を務めていたが、19年から法人会の参事として、正しい倫理をお知らせするために全国を飛び回っておられる。

丸山敏雄先生の言葉に「誠をつくせ、時を待て」というのがある。目の前に起こっていることにただひたすらに誠をつくす。そうすると時期が来たら必ずぐっと良くなる。
この後に続いている言葉がある。「私はすでに幸福のレールを歩んでいる。」
倫理を学んでどう良くなったか皆さんが実践して、先生が言っていることが間違っていないことを、しっかりと伝えていってほしい。
倫理を勉強する目的は他人に幸福をもたらすこと、他人を救済すること。そのためにはその前に先ず自分が救われねばならぬ。

倫理は生活法則。生活が間違ってくると悪くなる。苦難に陥ったときに間違っていた習慣に気づき改める。
事業経営には必ず苦楽の波があり、上がったものは必ず落ちる。下がるときが勝負。落ちてきたものをとことん落としてしまえば倫理経営ではない。苦難がきたことをいち早く知り、原因を究明し苦難福門にする。苦難がきたときの対処如何で確実に差がつき、その繰り返しでスパイラルアップして、経営のレベルアップが図れる。これが倫理経営である。
人生の岐路において倫理を実践して確かに良くなったと、レベルアップを実感できることが大切。そうなって初めて他人にも説得力を持つ。

人生の岐路において、苦、楽の選択肢のいずれをとるか。その積み重ねが将来の自分の運命を決めていくことになるだということを肝に銘じたい。また、信じて行うことで心が変わり好転が見込まれるので、信じて実践することの重要性に気づかされました。

広報委員長 萩野宏樹

2010年9月8日水曜日

9月7日MS 新役員所信表明および活動計画@横浜市中央

本日は当会の平成23年度最初のモーニングセミナーなので、
  ・新旧会長交代式
  ・会長所信表明
  ・新役員紹介
  ・平成23年度活動計画発表
が行われた。

上記行事に移る前に前期6カ月間の皆勤賞3名、精勤賞10名等の表彰があった。
続いて許可証の交付が上村前会長から後藤新会長に引き継がれ、上村前会長・
後藤新会長の挨拶がなされた。

その後、新役員の発表が後藤新会長からなされ、新役員が一言ずつ挨拶したが、
新三役が大幅に若返ったのに対して田村副会長の「花よりは花を咲かせる土となれ」
の心持で頑張りたいなどの各人からの抱負の表明があった。

後藤会長から新役員人事につき、「幹事は倫理研修に参加できる権利がある。
昨日入会でも勉強したい人は、どしどし幹事に登用するので申し出てほしい」との追加
コメントがあった。

平成23年度活動計画について後藤会長は、平成23年8月19日に100社の目標を示し、
今年度は支援するツールを準備して達成したいと普及に力を注ぐことを宣言した。
また、研修旅行・ゴルフコンペ・自主勉強会等を計画したいとして、いずれも明日の役員会に
諮って決めたい。いずれにしても盛り沢山の行事に重たく感じないで、気楽に参加できる
ものにしていきたい。また、役員会には役員の如何にかかわらず参加してくださいと述べた。

本日は9月生まれの方々が6名出席されており、誕生日祝いを上村前会長から贈呈した。
最後に田中モーニングセミナー委員長と渋谷県副幹事長兼普及拡大委員長から、新年度に
向けての当会へのお言葉をいただいた。

上村前会長の3年間にわたるご尽力に対し感謝申しあげます。

広報委員長 萩野宏樹

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9月より会長を拝命しました後藤長重です。
初代酒井麻雄会長から前嶋昭夫会長、上村直子会長へと流れてきた志を引き継いで、
当横浜市中央倫理法人会と会友の皆様のさらなる発展に尽力したいと思います。
何卒ご協力のほどお願い申し上げます。

会長 後藤長重