本日は本会会員2名の会員スピーチです。
(1) 岡田敏夫氏
(株)マスターズ代表取締役の岡田敏夫氏は茨城県取手市出身、32歳。兄妹3人きょうだいの次男坊。両親は地元で農業を営む。スポーツが得意で中高ではサッカー部で活躍。
高校卒業後、地元の理化学製品の製造会社を経て、起業のきっかけとなった前職のコインパーキングの駐車場運営会社に転職。そこで7年間働いた後、昨年10月に東京都杉並区で独立。趣味の一つは映画鑑賞で、最近は韓流ドラマにはまっているとか。
テーマの「勇気をもらった話」は前職の会社での直属の後輩の話で、彼は地主から土地を駐車場として借りる交渉をメインの仕事としていた。普通は入社して3~6カ月で一通りの仕事ができるのだが、彼の場合は約1年間、駐車場の契約を1件もとれなかった。会社を辞めたいと言ってきたが、私は契約を1件とってきてからにしろと答えた。
その矢先に彼が送っていたDMの一人のお客様から電話があり、あっさりと契約がとれた。それがきっかけとなって次々と契約がとれるようになり、次の1年間では営業マン30人中1位だった。その後も上位の成績で私が辞める前にはマネジャークラスになっており、同僚の中での出世頭だった。
起業して1年、私も何度か壁にぶつかり八方塞がりも経験した。そんなとき彼のことを思い出し、彼でもできたのだからと自らを鼓舞し、できるところまでやろうと頑張っている。
(2)中村浩一氏
現在、小学校のPTA会長をしている。長男はいま中3で、小4のときの長男の属している少年野球チームでの事件が一つのきっかけで、会長を引き受けた。その後、町内会の役員もやることになり、土曜・日曜は地域の行事などで、少年野球チームのお世話もあまりできないほどである。
飲料メーカーに移り自販機を売る営業の仕事をしているが、地域の人たちへ還元できることはないか、個人的に種々のボランティア活動をしている。
〔清掃活動〕
昨年、横浜の花火大会で清掃活動の募集があり、ゴミ分別収集のボランティアを引き受けた。大人と子どもで分別に対する意識に違いがあることが分かり、大人に対する啓蒙活動の必要性を感じた。
〔横浜サンタプロジェクト〕
3歳から中学生まで約100人がサンタの衣装を着て、各地の施設を手分けして訪問しプレゼントを贈るイベント。昨年12月半ばに清掃活動の仲間とともに、横浜市内の児童養護施設を訪問体験した。親のいない子とか虐待を受けている子などがあふれていて、施設が不足している状況。施設に入れない子どもたちは、きちんとした教育も受けられず悲惨な状況にある。
私は営業でいろんなところへ行くので、そこでこのような現状をお話して少しでも伝えていきたい。
〔防犯パトロール〕
飲料メーカーのトラックに防犯ステッカーを貼って走る。子どもたちの下校時間にトラックが自販機を回る時刻を合わせるよう、ルートを調整している。通行人に気を配るとか、道端のゴミを拾うとかの営業マンへの副次効果も出ている。
子どもたちの被害防止など、仕事をしながら地域のためになることをやっていきたい。
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聞取りは萩野広報委員長
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