2010年12月14日火曜日

12月7日MS 心の元気と身体の若さを維持する秘訣~元気が湧きだす4つの方法~@横浜市中央


 本日の講師は、トータルヘルスアドバイザー、ヒューマンヘルス研究所代表の阪口 由美子氏、大阪生まれ。 30年間健康を伝える仕事をしてきた。これまで4人の師匠、すなわち食の師匠、呼吸の師匠、心の使い方の師匠、身体の使い方の師匠に出会うことができました。これらの師匠からは異口同音に「この世に改善されない病などない」ということを教えられた。
 遺伝子研究で最高権威の村上和雄教授の「スイッチ・オンの生き方」に共感するという。病になるのは大抵は生命の法則に従って生きていない証拠である。その法則とは「食・息・心・身」の法則である。(講師の著書『「食・息・心・身」の法則』:成甲書房に詳述)

 「食」
 講師の食の師匠は食べるだけで健康になる健康食「マクロビオティック・メニュー」を伝えておられる久司道夫先生(全国のホテル等にメニューを普及)。コアラはユーカリの葉、パンダは笹の葉を食べていれば健康でいられるように、人間にもこれを食べていたら健康を保てるという食事がある。人間は雑食動物だが、赤ん坊は母乳を飲みやすいように歯がない。色んなものを食べて良い時期になると歯が生えてくる。大人の歯は総数32本で、臼歯20本・犬歯4本・門歯8本で構成されている。それぞれ穀物・肉魚・野菜を噛むのに適応しており、これらの食物を5:1:2の割合で食するのが人間本来の食事と言える。
 お米中心から肉等中心への食事比率の逆転がアレルギーや心の病気の増加に繋がっている。お米も白米食より玄米や雑穀を混ぜた方が健康に良い。それは命の分量が全く違うため。
 「息」
 呼吸は息を充分に吐くことが大切で、元気・勇気などの気は生命のエネルギーで、呼吸法と関連がある。良い呼吸が脳を正常に働かせる。
 「心」
 心の問題は顕在意識だけに働きかけても効果がない。「食・息・身」の無意識部分が大きく影響している。
 「身」
 心の状態は心身一如で身体の状態に深く関係している。心がプラスの情報を伝えるときには身体が柔らかくなり、心がマイナスの情報を伝えるときには身体が硬くなったりするのは誰しも経験することである。

 最後に、マザーテレサは「目の前の人に充分な愛情を伝えていきなさい」と言った。それが人生の満足感だ。人生の意味は人をどれだけ喜ばせられたか、自分の心に嘘をつかないことが大切と結ばれました。パワーあふれる話しに元気をいただきました。

 広報委員長 萩野宏樹

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