本日のモーニングセミナーは、当会会員であり㈱グローバルシステムズ取締役の卯柳貴重氏にお話していただきました。仕事で中国と関わってらっしゃる柳氏らしく、「私が歩んできた日中関係について」というタイトルです。
卯柳氏は大学を出て、医療関係のお仕事に就いたのです。しかし考えることがあり、IT関係の会社に転職されたのでした。中国に本社がある関係で、中国人とは長きに渡りお付き合いされているのです。歴史的背景や国民性などの違いによる食事のマナー、トイレの作法など、様々な違いを面白おかしく伝えてくれました。
私が一番印象に残っているお話は、中国人から見ると「日本は社会主義」だということです。なぜなら、どんな仕事に就いても初任給20万はもらえます。中国では仕事によって10倍ほどの格差があるそうです。
日本人が中国人の考えを理解するのに苦労しているように、中国人も日本人に困っていることがあるそうです。それは日本語の「あいまいさ」です。「なくはない」などの言葉は「イエス」なのか「ノー」なのか、彼らにとって理解しがたいとのこと。中国人に限らず、外国人と取引する際は、気を付けないといけないですね。
広報委員 関口 英樹
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