2009年4月14日火曜日
4月14日 モーニングセミナー 「バトンを渡す」
倫理研究所法人局参事蓮見幸子様の講話、「バトンを渡す」です。
私は豊島区巣鴨とげ抜き地蔵の近くに住んでいます。
日本中のモーニングセミナーに参加していますが、こちらの会場は他の会場と少し雰囲気が違う、なんだかグレードが高いように感じます。(笑)
さて、本日のテーマ、「バトンを渡す」です。
昨今跡継ぎが難しい時代になっていますが、バトンを果たすことは人生の一大事、バトンタッチができればあとはスムーズに流れていくのでは?と思います。
創始者の丸山敏雄先生は夫婦道という本を寄稿される前に「普通安産の書」という本を発刊されました。
書の冒頭に「世の中の生き物は皆、子を産んで栄える、実のなれば絶える」と書かれています。
2つのものがひとつになったとき発展する。
対立(2つのものが)合一(ひとつになると)生成発展(生まれ発展していく)。
会社の長期的な成長も家庭の生成発展が基になっています。
うまくバトンを渡していく、子供の心にしみる方法として家訓を作るというのも良いとと思います。簡単なものでよいからつくるといいです。
テレビでやっていた話題ですが、石原良純家の家訓、「あいさつをせよ、時間を守れ、日に一度は空を見よ。」
あいさつが以下に世間を広くするか?
時の刻みは命の刻み。時間は本当に大切です。
守らないのは人の時間を盗んでいるわけですから、
空を見よというのは、どこに行ってもあるのが空。
こういったものでよいから、うちのどこかに貼っておいて、いつでも見えるようにしておくと良いでしょう。
資料より。。。
(バトンを渡す)
人の出現はリレーレースです。
祖先一貫、反復連絡、人間的自覚は血液中にある。遺伝を受け継いで今に至っています。
今を走る私たちは次の世代の子や孫たちにどんなバトンを渡したらよいのでしょうか?
家は生命の根源、衣食住の基であり共に精神性格の据わり場所である。
家は私たちの生命の流れであり家の継承はそのまま祖先を次ぎ、祖先と一体になることです。家には肉眼で見ることのできない家柄、家名、血統と言った生命的、精神的、人間的流れが厳然として存在している。
この世の中での出来事は良くも悪くも一度行えば恰もフィルムに傷がつき又は光線が差し込んだように焼き付けられて消えない。そしてこのフィルムは前後ただ一本に統一されているので、これを取り去っておかなければ必ず現れる。これは世代を超えて何時までも伝承投影する、これが時には一世代を飛び越えたり変幻自在である。
●家の作用
つまり家の作用とは夫婦を基盤として肉体継承の場、例の循環の場、トク不徳の不滅の場である。
働きによっていよいよ存在の価値が高まり十とばれるのである。
家のため、人の与野のため尽くす献身、奉仕の生活に徹して寂然となし家の流れを浄化すること、漢音感謝の生活を観光して少しでも不徳の消去に心がけることである。
●式をとる
・家族会議で決める
・決まったことはあとのために書いておく
・墓前か仏前で式を取る
・次男三男、他家に嫁いだものは宗家の隆盛を喜ぶこと
・宗家は分家の面倒を見ること
●天の命
「天の命」これを中国古典の中庸では(性)という、(性)とは天の命じたものを言う。
植物性、動物性、人間性、男性、女性などという性がある、これは天の命じたもので、何人もこれをどうすることもできない。さらに人間には個性という性がある。個性を真性にするためには、不達の条件が必要であり、ひとつは教え、(学問)二つは(節)でその個性のあり方が変わる。
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