2011/05/31

5月31日MS「奇跡が起きた!!」~願いは叶う苦難の体験~@横浜市中央


 今日は424回モーニングセミナーの報告です。
 講師は指揮者・リコーダー奏者の根本昌明氏。テーマは『奇跡が起きた!! 願いは叶う苦難の体験』です。氏は小さい時から対人関係が苦手で、音楽だけが安らぎという少年時代を過ごしましたが、神奈川県の教員試験に合格し、教員生活に。吹奏学部の顧問になりました。が、頑張りすぎて体調を崩して、充実した生活から一挙暗転。退職。「人生には対極の法則が働いている」「成功の前には失敗がある、太陽の影には暗闇がある」という、アップダウンをたびたび味わう生活でした。
 しかし、あくまで自分の夢を忘れずタクトを振り続けています。その結果、
 1996年にアマチュア指揮者ながら新生日響をチャーターして振った『英雄』は、いまだに世界最高峰の名盤の一つとして数えられています。2010年には、オペラシティで、東京フィルと二期会を頼んで『第九』。このときは聴衆1100名の盛況でした。
 夢は叶ったのです。今の夢は世界へ羽ばたく、です。
 すばらしいですねぇ。「願えば叶えられる」「人生は思ったとおりになる、強く思ったことが現象となって現れてくる」「宇宙は思いに答えてくれる物質で出来ている」と、ご自分の体験から熱く熱く語ってくださいました。一生懸命やっていれば、必ず実現する、とは我々経営者にとって忘れがたい講演でした。
 そう言えば、北条早雲も60歳になって苦境の中から国取りを始めたのでした(早雲はもともと幕府政所執事・伊勢氏の一族。本人は室町第九代将軍足利義尚の側近でした)。経営者も年齢にかかわりなく、夢をめざして頑張りましょう。「働く喜びこそ、生きている喜び」です。
 氏が、愛用のリコーダー(ヤマハ、木製)をシャツの内側に入れて大切に暖めていたのが印象的でした。素晴らしい「埴生の宿」を全員で聴きました。

 6月11日(土)は横浜市長・林 文子氏です。『すべては“ありがとう”から始まる』。新横浜グレイスホテル。セミナー開始午前6時半(無料)。朝食は7時40分から1500円(希望者)。多数のお出でをお待ちしています。
                                佐藤 寛(幹事)

2011/05/24

5月24日MS『前向き』@横浜市中央


 本日の講師は社団法人倫理研究所法人局、首都圏方面長の伏木 久登(ふしき ひさと)氏。京都出身。平成7年、社団法人 倫理研究所へ入所。
 
 只今、会員スピーチで野田様から東日本大震災支援のお話しがあったが、全くその通りです。倫理法人会は全国組織で、東北3県、宮城・岩手・福島で約3,500名の会員がいる。東北担当者が被災地域へどんな支援ができるか、1週間後に秋田ルートで視察に行った。担当者が現地で見聞きした結果、食べ物は充足されてくるだろう、これからは衣類、中でも下着や作業用ジャージが数百着の単位で必要だろうということだった。やっとの思いで手配の目処がつき、念のため宮城県法人会に確認するとそれらの物資は調達済みでこれ以上は要らないとのこと。必要な物は瞬時に変わるということを学ばせていただいた。
 また今後は、長い期間で援助を考えていくことが重要だと思った。皆さんも何か手助けしたいという気持ちが強いことと思うが、必ずその時期がくると思う。倫理研究所でも被災した子供や青少年の教育支援に「りんりん基金」(正式名称:「東日本大震災教育支援基金」)を開設した。

 本日のテーマは「前向き」。人生は岐路の連続、順境と逆境の繰り返し。たとえどんな状況にあれ、前向きに進んでいく気持ちを忘れてはならない。自分が現状維持に止まってしまった段階で遅れをとってしまう。「日新日進」であるが、原点としっかり繋がっていて初めて正しい発展ができる。原点とは創業精神であったりする。旭山動物園が集客で成功したのは、動物園本来の目的である「動物をいかに見せるか」に的を絞って工夫を凝らしたことである。

 更に前進していくためには「明朗」であることが大切である。気づいたとき、積極的にさっと動けるかが明朗の判断。
 自分が明朗になるための実践項目
①朝を大事にする 一日の目覚めを朗らかに明るく迎える
②家庭を明るく築く 明るいトーンで軽やかな挨拶を交わす
③明るい企業づくり 元気な朝礼を実施。 
 
 「状況が良いから明るくなるのでなく、先ず心を明るくして良い状況を切り開いていく」という講師のお言葉を大切にしたいと思いました。
 
 広報委員長 萩野宏樹

2011/05/19

5月17・18日長野県研修旅行(伊那食品工業、菓匠清水ほか)

5月17・18日の両日を使って、伊那食品工業様への会社見学会を開催。

3年前の自主勉強会から、温めてきた「いい会社をつくりましょう。」の伊那食品工業への訪問が守田幹事と、田村幹事の手によって実現した。

17日はモーニングセミナー終了後、バスに乗り込んで現地へと向かう。中央高速道路の集中工事と重なり、約4時間かかって、伊那食品工業の「かんてんぱぱガーデン」に到着。

かんてんぱぱガーデン内のレストランで寒天を中心としたランチ(これが美味しい!)をいただいたのち、伊那食品工業の会議室に通されて企業の説明、環境への取り組み、メセナなどをお話いただいた。
塚越会長にお目にかかれなかったのは残念だったが、伊那食品工業の取り組みは素晴らしいものだった。

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宿に戻り、宴席の際に「ここまできたのだから、近隣のモーニングセミナーに出席してみよう。」という声がどこからともなく発生し、ほぼ全員で参加することに。

横浜市中央は6時30分からだが、他県では6時開催が当たり前。ロビー前に5時15分に集合し、一路向かった。

訪問先の伊那・木曽倫理法人会では、講話者として長野県倫理法人会の会長をお招きしていた。
伊那・木曽倫理法人会の前日打ち合わせでは、県の会長をおよびしているのだから、30名ほどは
集めたい。と話していただようだが、私たちが13名で参加したため、30名の参加人数を確保できた。

奥深い山の倫理法人会のためか普段から外部からの来訪者も少なく、今回の訪問は青天の霹靂であったようで、たいそう喜んでいただいた。

でも、喜んでいただけた我々こそが一番ハッピーだったと思えた。
地方にも仲間がいることがわかって、朝参加しただけであんなに喜んでもらえることなんてなかなか、ない。。長野県が一気に身近に感じたひとときでした。

18日にも会社見学(菓匠清水)、進徳館へと訪問し、会社見学の旅は終わりました。

訪問させていただいた先々の皆様、誠にありがとうございました。

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守田幹事が次回の会社見学も検討してくれるとのこと。
今度はどこのモーニングセミナーに参加できるのか楽しみです。(笑

会長 後藤長重








2011/05/17

5月17日MS『人間ドックを超えた精度の先端医療技術』@横浜市中央


本日の講話は、3月11日の震災直後で延期になった三橋宣雄前副会長による講話。

人間ドックを推進し、CTスキャンを日本中に広めた王子病院院長小川博士が、これまでの人間ドックでは、検査してから数ヶ月後に癌が発症してなくなるというケースも少なくないことに気づき、より早く癌の早期発見する方法として、採血検診を確立。24時間対応で、検査結果のカウンセリングにも応じてくれるという。

なぜ、人間ドックではだめなのか。
人間ドックで見つかるがん細胞のサイズは、数センチの大きさにまで育っていないと見つかりにくい。
このため、人間ドックにかかるタイミングによってはまるで間に合わないという状況が生まれる。

一方、がん細胞が体中に蔓延するのも、血液を通っていくことがほとんどであり、採血検診で血中の状況を見ることで早期発見につながるという。まだ十分に処置が間に合う状況で発見できる採血検診はこれからの選択肢なのかもしれない。

また、CTスキャンやMRIによる検査も、今話題の放射線を大量に浴びることになるが、血液検査は、数CCの血液を検査機関に送るだけ。人間ドックに入って検査をする時間の取れない多忙な人にも朗報である。とお話いただいた。

2011/05/10

5月10日MS『苦節30年 オートバイ一人から300人の会社に』@横浜市中央


241回『苦節30年 オートバイ一人から300人の会社に』梶原哲夫氏(梶原乳販代表取締役)は、幼少時の戦後生活の時代、若いときの牛乳販売店苦難の時代から説き起こし、いま、なぜ年商14億円の牛乳販売店になれたのかを、スライドを使いながら丁寧に語ってくださいました。

素人考えでは「牛乳宅配店は斜陽産業」。でも、訥々としたお話のなかに、少子高齢化・経済縮小の時代に、一都四県に販売網を築き上げた経営の極意・発展のツボがすべて明かされていました。
いまや3万軒の個別配達の得意先に、テレビやラジオでのCMを提供し、毎月の「便り」、PRパンフレットも発行しています。3万軒という数が力となっています。
若い人達に夢を与えよう、やろうと思えばできる、とその話の構成のなかに、繁盛をつかみとる逞しい経営者の姿を感じました。世間で斜陽産業と思われていても、やりかた一つで素晴らしい業績を挙げることはできるのです。成功した経営者の話をナマで聞くことは大切だ、と実感しました。

 そして、朝食のテーブルをともに囲みながらの質疑応答。納得ゆくまで質問にも応じてくださいました。
 週に一度、月に4回、こうして素晴らしい第一線の経営者の話を聞けることは、硬直化しがちな私たちの頭脳に、素晴らしい刺激を与えてくれます。

 あなたも是非、当会のモーニングセミナーにご参加くださいませんか。お待ちしております。
                                佐藤 寛(幹事)

2011/04/26

4月26日特別企画MS大震災と企業経営 @横浜市中央




3月11日に起きた大震災からの教訓と、倫理法人会のメンバーを元気づけるための特別企画モーニングセミナー。県内の倫理法人会に声をかけて112名の参加をいただきました。

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今回は執筆者交代です。
 あなたも一度、当会のモーニングセミナーに参加してみませんか。受付で「見学にきました」のひと言でいいのです。早朝ですので、お仕事には影響がありません。
 倫理法人会のモーニングセミナーは、形を重視しています。形から心に入る「形入(ぎょうにゅう)」だと筆者は解釈しています。今日1日を元気に活躍するための、パワー朝礼の母型・原型です。初回は驚かれるかもしれませんが、経営苦難の時代に当たって、社員の活性化を進め、業績進展を図るには素晴らしいものだと実感されるに違いありません。

 240回『大震災と企業経営』小関哲哉氏(国際問題研究所ATWI所長)は、震災の本当の姿、国際政治の本質を分かりやすく解きあかして下さいました。

情報をどう受け止めたらいいのか、これから企業経営はどうしていったらいいのかについて、幾つも幾つもヒントをいただきました。そして結論は「しっかり腰をおちつけてフラフラしないこと」「タフであるべき」「あきらめてはいけない」ということでした。

佐藤 寛(幹事)

2011/04/19

4月19日MS 家庭に愛を!@横浜市中央


本日は前原スーパーバイザーの講話を拝聴しました。

氏によると中小企業の特性として、経営者は経営がうまくいくことと自分の人生がうまくいくことがほぼイコールであるという。

また、中小企業の社長は毎日社員からの面接試験を受けているようなもの。
社長は社員のことがあまり見えていないが、社員は社長のすべてをお見通し。
であるから、社長は社員の模範となるようなことをしないと、「何だ、あのざまは。」と口には出さないが、毎日思っている。

では、大手企業で用意している企業年金や多額な年収、長期休暇などを用意できない中小企業において、経営者が社員に大してモチベーションを上げられることとは、なにか。

中小企業で働くということは劣悪な労働環境で働いてもらうということ。
これでも働いてもらえるためには、社長みずから誘引にならないといけない。

うちの会社の社長はすごい、人生のモデル。人生の師匠として手本になるような経営者にならなければいけない。あの社長のためなら働こう。と思ってもらえる師匠と弟子の関係をつくっていかないといけない。

これを学ぶのが倫理経営であると講師は言う。

例えば、クレームも間髪入れずに自ら受け入れ、対応する。
倫理を学んでいるから、普段は苦難福門といっているくせに、いざクレームの電話が来たら、社長が「えーっ。」と嫌々ながら対応したのでは、「社長は口ばかりだ。」と言われるだけ。
決してついていこうと思われる社長にはなれない。

また、中小企業の経営者は誰しもよく働く。
そこで肝心なのは、同じ働くなら、朗らかに安らかに喜んで進んで働こう。
いやいやながら仕事をするのとは、心の持ち方で結果はどんどん違ってくる。

喜んでニコニコしながら働いていたら、彼はよく働くなあ。この会社はすごいなあ。と言われ徐々に変化が現れる。

こうした心磨きの練習をする場所が倫理法人会である。

この心磨きをする上で、目の前に見えるもの(個やパーツ)は別々な物だが、目に見えない世界(全体)ではひとつに繋がっていることを意識したい。

たとえば、人の目はパーツとしては一部だが、全体から見れば人としてすべて繋がっている。
目だけ単体で機能しているわけでなく、人体のあらゆる部分とこまかく繋がってひとつの人間を構成している。

この人間も個で見ると別々な存在であるが、家族や社員、地域というククリで見ると構成部分であり全体で繋がって機能していることに気づく。

これを応用して考えを進めると、お客様の満足度を高めるということは、ひとりひとりの従業員満足度が高まっていないと実現されないし、その従業員や社長自身も家庭満足度が高まっていないといずれ歪みが出るものである。

全ては繋がっていて、倫理はまず最小単位から手がけていくことを勧めている。
つまりは、今年のスローガンである、「家庭に愛を」はそうしたところからきているとお話ししただきました。

会長 後藤長重                                

2011/04/12

4月12日MS 動物商の四方山話@横浜市中央


 本日の講師は当会会員、(株)アイ・アイ代表取締役 大矢 秀臣氏、68歳。「家庭倫理の会横浜市」の会長を務めている。また、全日本動物輸入業者協議会 事務局長ほか多くの公職を兼務されている。

 (社)日本動物園水族館協会に加盟している動物園は89館、水族館は67館。
この中で今一番人気のある動物園は旭川市旭山動物園、
日本で一番古い動物園は、東京都恩賜上野動物園、
日本で一番最近できた動物園は、まだアフリカゾーンが完成していない点で、横浜市立よこはま動物園ズーラシア、
日本で最初にゴリラの繁殖に成功した動物園は、四国高松市の栗林動物園(民間、廃園)。

 現在この地球上に棲息する動物は百万種とも百五十万種とも云われている。その中で哺乳類に属する動物はおよそ五千種類といわれているので、動物全体の中では微々たるものです。

 一口に珍獣といっても人それぞれの見方があり、東京恩賜上野動物園元園長の中川志郎氏は「珍獣とは、彼らの多様さの中でもその生態や形態が際立って変わっており、数も少なく、私たち人間の耳目をひきつけずにおかないような動物たち」と定義付けておられます。
 今回お話をする世界三大珍獣は、嘗て世界的な多くの学者や行動学者達が口を揃えて三大珍獣はこれだと言い切っていた動物をご紹介するのですが、ここ10年ぐらい前から、一部に異論を唱える学者達が現れ、三大珍獣の種類が変わっています。ですから、ある意味では世界四大珍獣としてお話をさせていただきます。
 世界で一番珍しいとされ愛されているのは、中国四川省に棲息するジャイアントパンダです。白と黒とのコントラストが素晴らしく、ぬいぐるみのような可愛さがありますが、実際には獰猛な部分もあり(クマ科)、人馴れしていない個体は危険です。最近上野にペアが来て再び人気を博していますが、他には和歌山に8頭、神戸に2頭います。
 二番目はオカピです。アフリカのコンゴ共和国の奥地にひっそりと棲息し、そこの土着民族であるピグミーの人たちと共に生活をしている。この動物は生きた化石ともいわれています。ズーラシア、上野動物園にペアがいます。
 三番目はボンゴです。アフリカは西アフリカから東アフリカのケニヤまでアフリカ大陸を横断するように棲息しており、大型レイヨウ(羚羊)で優雅で神秘的な美しさがあるといわれています。しかし飼いやすいため近年動物園での繁殖も順調に進み、現在ではかなり多くの飼育数を数えているため、ボンゴを四番目に数えコビトカバを三番目とする方が多くなってきている、というよりも既に逆転しているといっても過言ではないと思います。
 コビトカバは、アフリカのギニアからコートジボワールに分布しています。現地では悪魔の力を持つ恐ろしい動物と言われたり、巨大な黒い豚ともいわれていて、森の奥深くに棲息していて、稀にしかその姿を見たことが無いため、永く伝説の動物とされていました。現在では野生の状態ではその数は激減しているが、動物園での繁殖はかなり成功しています。

 社名のアイ・アイは、マダガスカルにのみ生息する小さな猿の名称から付けられたそうです。
 
 大矢氏はこれらの珍獣の輸入を手掛けたときの裏話を淡々と話されましたが、その中から世界をまたにかけたご活躍の一端を垣間見ることができました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/04/05

4月5日MS 『家を建てるときの間違った常識』@横浜市中央


 本日の講師は静和建物(株)代表取締役 玉木 光一氏、S24年、高知県生まれ。
静和建物は南区永田北にある、木造注文住宅で定評のある地域密着の工務店。本会会員で、会報「太陽」3号に訪問記事を掲載させていただいた。

 住宅に関して色々な情報がインターネット等で発信されているが、その中には間違った常識がかなり混じっているので、少しでも皆さんの参考となることを話したい。住宅を建てるときの基準は、以前の住宅金融公庫から発行されている「木造住宅工事仕様書※」に拠っている。年々厚くなり、矛盾した部分もかなり含まれてはいるが、住宅を建てるときのバイブルのようなものです。自分の家を建てる際はこれを勉強して役立てるのがよい。今日はその中で一般常識とかなり違うものだけを話します。

 最初に、土台の木部にはシロアリ消毒が必要と考えている人がほとんどだと思いますが、標準仕様書にあるように、ひのき・ひば等の堅い材種を用いれば防腐・防蟻措置は不要です。実際には95%はつが等の柔らかい材種のため、防腐・防蟻処理材を用いている。
 講師は直径12mmと16mmの2種類のアンカーボルト(コンクリートの基礎と土台とを緊結するボルト)の現物を回覧された。見た目にも、手にとった重さも全く違うが、標準仕様書にはどちらでも可と併記されている。実際にはほとんどがコストの低い12mm材が使われているが、強度が不十分な場合も多い。今回の津波被害をみても、住宅の基礎部分だけが残されているのは締結強度不足による。ここは併記ではなく、16mmに統一すべきとのこと。
 また、北米のツーバイフォー工法の建物は、木口の厚さが2インチ、幅が4インチの角材を用いた枠組パネル工法。壁や床などの「面」で建物を支えるが、その「面」をかたち作る枠組みに2×4材が多く使われている。日本の多くの工法では枠組にベニアを打ち付けているだけなので、「面」強度が十分とは言いがたい。
 コンクリート打設方法で、べた基礎は布基礎より多少はましではあるが、本当は不十分。

 当社ではリフォーム工事はやらない。理由は基礎をきちんとしていない建物では責任が持てないため。
 その後、質疑応答の時間が設けられ、地震に強くするにはなど、活発な交換が行われました。

 健康的で住みやすく長持ちする本物の住宅づくりを志向している玉木氏の強い信念を、穏かな話しぶりの中に窺い知ることができました。

 ※過去の木造住宅工事仕様書(参考)
http://www.sumai-info.com/spec/wooden.html
    最新のものは有料です。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/29

3月29日MS 家庭の力そして夫婦力@横浜市中央


 本日の講師は社団法人倫理研究所法人局参事、法人アドバイザーの蓮見幸子(はすみ ゆきこ)氏。豊島区巣鴨に在住、T15年生まれ。巣鴨は東京の田舎ですがユニークなところがあり、とても好きだとのこと。S48年に倫理と出会う。
 
 東日本大震災は未曾有の大苦難。これは東北の方たちだけでなく、日本人全体に与えられた苦難である。意味のある試練として受け止め、今までの生き方を反省して、前に進んでいく機会でもある。

 本日のテーマ「家庭の力そして夫婦力」は最も基本的な問題。私たちには帰っていく家庭がある。その幸せを時に見失ってしまうことがあるのでは。家庭について本気で考えたことがあるか。幸せがマンネリ化して感謝の気持ちがなくなると、家庭が崩れていく。家庭がどんなに偉大ですばらしいものか、改めて勉強してみたい。

 創始者、丸山敏雄が戦後すぐ会を立ち上げて、救国の思いで最初に書いた書物が「無痛安産の書」と「夫婦道」。
 「無痛安産の書」で「世の中の生き物は皆、子を産んで栄え、実を結んで増える。産まねば滅び、実らねば絶える」、倫理研究所の原点はここにある。
 対立・合一・生成発展の3段の法則を言いたくて「夫婦道」を書いた。生成発展のためには夫婦が①一枚岩になる②水を漏らさぬ仲になる③全き性能を持つ ことが必要である。
 男と女が結婚すると家庭を持ち、夫と妻になる。夫婦が本当に一つになることが、生成発展に繋がる。会社が発展すると家庭が幸せになると思っているかもしれぬが、実は逆。家庭がしっかりと一つになって、初めて会社も発展していく。 
 家庭の中で夫婦が守っていかねばならぬもの 
  上下  先ず祖先に繋がる互いの両親、目上の人を敬う
  先後  夫が先で 妻が後。夫と妻は機関車と客車、針と糸の関係。
  順序  長男が先、次男が後
 夫婦力はすべての幸福を生み出だす、凄い力を持っている。商売が栄えないのも、夫が出世しないのも、子女が正しく伸びないのも、子供たちの健康が優れないのも、夫婦がお互いに健康でないのも、すべてそのもとは夫婦の全き性能にもとづく愛和に立っていないからである。(「夫婦道」より) 

 元気な講師の元気なお話しに、パワーをいただきました。
 
 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/22

3月22日MS ファインダーごしの真実@横浜市中央

 本日の講師は、日本映画撮影監督協会所属の撮影監督、金谷 宏二(かなや こうじ)氏、45歳。撮影監督というのは映画撮影するカメラマンの称号。ハリウッド映画で確立した地位で、照明・撮影の総責任者。

 専門学校を卒業後、テレビ技術会社に入社。
 最初はジャーナリストになりたかった。報道写真家ロバート・キャパの写真を見て、自分の知らない世界に興味を持った。次にドキュメンタリー、これは報道とは少し違う視点。が、どちらも似たような世界。図太い神経が必要で、相手の心に土足で踏み込むような気持ちがないと辿り着けないので、自分の性格に合わないと感じた。
 その後、一人の監督に巡り合ってミュージックビデオ撮影を経験し、これを通じて映画の世界に入り、ドキュメンタリックなドラマ撮影に転じた。現在、この業界に入って25年、映画撮影は20年になる。

 初めての海外取材はアフリカのケニアで、ここで経験した出来事をお話しする。
 空港に着いて荷物待ちをしていた。撮影機材の入った自分のバッグを見も知らぬ黒人がベルトコンベヤを挟んで15m位先で持ち去ろうとしているではないか。驚いて追いかけ、後ろから飛び掛かり取り戻したこと。
 店の前で車中一人で30分ほど寝て目が覚めたら周りが真っ暗になっていて、何かと思うと、実は真っ黒だった。物欲しさに集まって来た大勢の黒人に囲まれていた。予め教えられていたとおり、用意してきたタバコを配って難を逃れたこと、など。

 以前、阪神淡路大震災のとき、奥様が挟まれて動けず火が迫ってきたとき、ご主人が奥様の発する最期の言葉を報道用ヘリコプターの騒音でとうとう聴き取れなかったという。節度をわきまえ、人の痛みに敏感でありたい。
 この仕事、働き盛りはテレビ撮影は20歳代後半から30歳代、映画撮影は35歳代後半から40歳代、55歳位まで。
 過密な日程で不規則な仕事、一睡もせずに朝を迎え、新幹線で東京から自宅のある新横浜まで1駅だけ乗るつもりで「こだま」に乗車したら、ついうたた寝して、気がついたら京都駅へ着く直前だったこともあった。

 違う世界でご活躍の方のお話を伺い、興味が湧くとともに新鮮な感じがしました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/08

3月8日MS モーニングセミナーは宝の山@横浜市中央


 本日の講師は、(株)田中紙店 代表取締役の田中 耕一氏。平塚市倫理法人会専任幹事で、神奈川県倫理法人会のモーニングセミナー委員長を務める。
 平塚市で七夕の目抜き道路に面して、88年間ずっと文具店を経営している。アスクル代理店・外商もしている。自分は3代目。58歳の時、今から3年近く前2008年4月19日の平塚市倫理法人会開設時に勧誘を受け、最初は3カ月の約束で入会した。
 それまでもいろいろ自己啓発を試みていたが、この法人会は本物だと思った。家内からは3カ月では未熟児だ、10月10日続けなさいと言われた。自分は外の会合なとで多方面に活動して外面は良かったが、仕事は実質番頭がやっていてくれた。
 「読書100遍、自ずから通ず」と言うが、万人幸福の栞の各条を週に1回のモーニングセミナーだけで100回読み終わるには33年かかる。それでは自分を変えることができないと毎朝5時から始まる茅ヶ崎の一般の会にも入会した。その日が2008年10月20日。その場でその日から毎日欠かさず1000日間出席を続けると宣言し、現在833回。
 倫理法人会は朝起きと喜働が看板、倫理は実践が重要。入会して幹事の辞令交付式で、辞令のもらい方を教わった。自分の体験だが、絵手紙の会の20周年式典で表彰を受けたとき、返事の声の出し方・挨拶の仕方などで注目され、それまでの受賞者では静かだった会場から初めて大きな拍手を受けた。
 そのうえ、その後の記念撮影は写真中央の会長の隣に、また締めの挨拶まで指名された。その場で5年後の再会を訴えたら、万来の拍手を浴びた。次の週からは全国から注文が届くようになり、売上げが3倍にもなった。これだけやっただけで自分の環境が大きく変わってきた。
 朝起きを日常に生かしたら、気づきとかすばらしい健康とか、違った世界が広がってくる。やってみれば小さなことでも必ず結果が出る。体験は難しいことではない。感じていたことをやって、習慣にできると、自然とすべてが変わる。
 コンサルティングをどんなに受けても自分一人が先ず変わらなければ駄目。自分が変わって、父母・妻子・地域の順に及んでいくのが順序。心の積極性が、姿勢・声の大きさ・顔に表れる。
 田中氏の前向きな心持ちが笑顔などに表れていて、素敵な印象を受けました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/02/22

2月22日MS 老舗企業の強さに学ぶ~継続は力なり~@横浜市中央

 本日の講師は、昨夜の倫理経営講演会でお話をしていただいた(社)倫理研究所法人局法人アドバイザー、(株)玉寿司会長の中野里 孝正氏。(株)玉寿司は大正13年創業、今年87周年を迎える老舗企業で、会長は3代目だ。
 昭和30年以前に創業・設立し、今も存立している企業を老舗とすれば、本当の意味での老舗はつぶれないようになっている。何か知恵を持っている。老舗が継続する理由は小さな単純なことを正確に繰り返しやっていること。
 昨年、東京商工会議所中央支部が成果をまとめた「老舗企業の生きる知恵」~時代を超える強さの源泉~http://www.tokyo-cci.or.jp/chuo/synergy/を参照のこと。
 
 Ⅰのれんを創る
 経営理念は一番大切にしていることを、分かりやすい言葉で。社員と共有し唱和できることが大切。因みに当社の現在の経営理念は「私たちは海の幸のおいしさに真剣です」とたった1行だけ。
 Ⅱ変革を仕込む
 企業は強いから大きいから、つぶれないのではない。その時々の世の中の流れに乗って、環境に適応したものだけが生き残っていく。日々小さな改革を地道に積み重ねることが重要。
Ⅲ人を育てる
 トップが先ず学び、その感動を伝えれば社員の心に通じる。また、倒産危機とか大病とか、試練を乗り越えるたびに強くなれる。
 中小企業では後継者は理念を共有できる世襲が一番、養子でもよい。縦の線が大事。老舗ではほとんどが世襲。
 トップの条件として、次の7カ条を示された。
①プラス志向 ②ぶれない信念 ③決断力 ④絶対あきらめない ⑤夢を語る ⑥感謝の心 ⑦社員と共有したものを持つ
 昨夜に引き続いての講師のお話で、老舗企業の強さの一端を窺うことができたように思います。
 広報委員長 萩野宏樹