2007年11月20日火曜日

11月20日 モーニングセミナー 「平安時代 中期」



本日は酒井相談役の歴史シリーズです。

平安時代中期は政治的に非常に安定していた。
この頃が日本でもっとも女性が活躍していた時代である。

近代日本では、昨今女性が台頭してきたと思われがちだが、20世紀中は戦争が続き、いくさとなると男性社会になりがちなので、その頃の記憶から一見、男性が強かったと思いこんでいるふしがある。
日本の歴史の中では女性が中心にいて家業を取り仕切ることも多かったのだと相談役は言う。

(昔は良かった。ではなくて、昔から頭が上がらないのが男性軍なのでしょうな。(苦笑)

さらに、この頃の日本は階級制もあったが、女性が養子となりステップアップを繰り返した結果、海女が天皇家に入ることもできた。それは良い意味での抜け道であり、それ自体は良かったのかもしれない。
今の日本のようにキャリア・ノンキャリアなどで一線を画し、一切の抜け道も許さないような状況は、昔と比べて悪くなっている。と締めくくった。

歴史の話も今の状況に照らして聞くと楽しく聞けるものです。

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