2007年12月11日火曜日
12月11日 モーニングセミナー 「あとしまつは次への準備」
本朝のMSは、堂脇副会長のほがらかな挨拶から始まりました。
堂脇副会長が横浜市倫理法人会の事務長としてご活躍の頃、倫理研究所の先生に「堂脇さん、【万人幸福の栞】を仏頂面で呼んではいけません。笑顔で読むように心がけてください。」と諭されました。
言われたらすぐやる。との実践を心に決めている堂脇副会長は、それからというもの栞を輪読するときも、笑顔で読むようにしているそうです。
私の知る堂脇副会長はいつも朗らかな顔ですが、心がけがいつしか日常になったのですね。
さて、今朝は(社)倫理研究所法人局 井上茂勝 首都圏方面長の講話。
最近の企業倫理などを憂い、なぜそうなってしまうのか?ということに言及。
少しずつ軸がずれて行ってるのではないだろうか?
人間の心は強いようで、弱いもの。
本来変えてはいけないものを、変えてしまっていることに起因しているのだろうと、分析していました。
これを、倫理研究所では【易不易】と言うそうです。
【易】とは変えていくべきもの。商売で言うなら商売の方法。ハウツー。
こうしたものは時代の変化やニーズに合わせてどんどんと変えていくべきものであるといいます。
【不易】こちらは、変えてはいけないもの。
企業倫理だったり理念だったりというもので、商売の心持ちのことです。
たとえば安心して食べられるおいしい食品を提供しようと始めた会社が、この部分を変えてしまうから、消費期限の改ざんなどに発展してしまうといいます。
変えてよいモノ、変えてはいけないモノ。このあたりをしっかりととらえましょう。
そして、本題の「あとしまつは次への準備」。
本を忘れず、末を乱さず。という倫理の基本の話と、「モノの整理は心の整理。感謝を込めて後始末。」
仕事で使った道具は心を込めて後始末をすることで次につながる。
モノも喜ぶ、意識も高まる。というお話しでした。
年末は雑然としがちですが、しっかりと後始末をしていきましょう。(^_^)
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