
磯子区倫理法人会モーニングセミナーに参加、今日のMSはビデオによる講話でした。
お遍路グッズで大躍進をされた(株)マツオカの松岡 賢社長の講話です。
四国霊場八十八箇所巡りで使う納経帳は、これまで紙の裏側に墨がにじんでしまい、使いにくいものだった点に着目した松岡社長は紙を一枚挟むことでにじみを防止し、お寺の絵柄をいれることで差別化を図るなどしてこだわりのある商品に仕上げた結果、(株)マツオカの主力商品になったといいます。
その後順調に売り上げを伸ばし、白衣、杖、数珠などお遍路グッズを次々と取りそろえ、順風満帆に見えた経営でしたが、中国製品や安価に納入する業者の出現、売上金の横領などさまざまなトラブルに見舞われました。
一時は、こういった現象をネガティブにとらえてしまいましたが、倫理法人会の仲間からこういわれました。
「お客様が離れることは自社の努力が足りないからだ。世の中の大木流れには逆らえない。買っていただけないのは商品力が足りないのだし、横領をされるのは会社の集金システムが悪いからだ。つまりは必要だから起きた現象だよ。」
こう諭された松岡社長は買ってくれるモノの開発、集金システムの改修に乗り出します。
松岡社長は「物事を解決するためにトラブルは起こる。倫理を学んで、こうした心の持ち方を学べた。」と締めくくりました。
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磯子区倫理法人会のMSはアットホームな雰囲気で会長挨拶もユーモアたっぷり。
和らいだMSに参加させていただきました。
イブニングセミナー「黄文雄氏 特別講演」の宣伝もさせていただきありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
広報委員長 後藤長重
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