2011/04/26

4月26日特別企画MS大震災と企業経営 @横浜市中央




3月11日に起きた大震災からの教訓と、倫理法人会のメンバーを元気づけるための特別企画モーニングセミナー。県内の倫理法人会に声をかけて112名の参加をいただきました。

---

今回は執筆者交代です。
 あなたも一度、当会のモーニングセミナーに参加してみませんか。受付で「見学にきました」のひと言でいいのです。早朝ですので、お仕事には影響がありません。
 倫理法人会のモーニングセミナーは、形を重視しています。形から心に入る「形入(ぎょうにゅう)」だと筆者は解釈しています。今日1日を元気に活躍するための、パワー朝礼の母型・原型です。初回は驚かれるかもしれませんが、経営苦難の時代に当たって、社員の活性化を進め、業績進展を図るには素晴らしいものだと実感されるに違いありません。

 240回『大震災と企業経営』小関哲哉氏(国際問題研究所ATWI所長)は、震災の本当の姿、国際政治の本質を分かりやすく解きあかして下さいました。

情報をどう受け止めたらいいのか、これから企業経営はどうしていったらいいのかについて、幾つも幾つもヒントをいただきました。そして結論は「しっかり腰をおちつけてフラフラしないこと」「タフであるべき」「あきらめてはいけない」ということでした。

佐藤 寛(幹事)

2011/04/19

4月19日MS 家庭に愛を!@横浜市中央


本日は前原スーパーバイザーの講話を拝聴しました。

氏によると中小企業の特性として、経営者は経営がうまくいくことと自分の人生がうまくいくことがほぼイコールであるという。

また、中小企業の社長は毎日社員からの面接試験を受けているようなもの。
社長は社員のことがあまり見えていないが、社員は社長のすべてをお見通し。
であるから、社長は社員の模範となるようなことをしないと、「何だ、あのざまは。」と口には出さないが、毎日思っている。

では、大手企業で用意している企業年金や多額な年収、長期休暇などを用意できない中小企業において、経営者が社員に大してモチベーションを上げられることとは、なにか。

中小企業で働くということは劣悪な労働環境で働いてもらうということ。
これでも働いてもらえるためには、社長みずから誘引にならないといけない。

うちの会社の社長はすごい、人生のモデル。人生の師匠として手本になるような経営者にならなければいけない。あの社長のためなら働こう。と思ってもらえる師匠と弟子の関係をつくっていかないといけない。

これを学ぶのが倫理経営であると講師は言う。

例えば、クレームも間髪入れずに自ら受け入れ、対応する。
倫理を学んでいるから、普段は苦難福門といっているくせに、いざクレームの電話が来たら、社長が「えーっ。」と嫌々ながら対応したのでは、「社長は口ばかりだ。」と言われるだけ。
決してついていこうと思われる社長にはなれない。

また、中小企業の経営者は誰しもよく働く。
そこで肝心なのは、同じ働くなら、朗らかに安らかに喜んで進んで働こう。
いやいやながら仕事をするのとは、心の持ち方で結果はどんどん違ってくる。

喜んでニコニコしながら働いていたら、彼はよく働くなあ。この会社はすごいなあ。と言われ徐々に変化が現れる。

こうした心磨きの練習をする場所が倫理法人会である。

この心磨きをする上で、目の前に見えるもの(個やパーツ)は別々な物だが、目に見えない世界(全体)ではひとつに繋がっていることを意識したい。

たとえば、人の目はパーツとしては一部だが、全体から見れば人としてすべて繋がっている。
目だけ単体で機能しているわけでなく、人体のあらゆる部分とこまかく繋がってひとつの人間を構成している。

この人間も個で見ると別々な存在であるが、家族や社員、地域というククリで見ると構成部分であり全体で繋がって機能していることに気づく。

これを応用して考えを進めると、お客様の満足度を高めるということは、ひとりひとりの従業員満足度が高まっていないと実現されないし、その従業員や社長自身も家庭満足度が高まっていないといずれ歪みが出るものである。

全ては繋がっていて、倫理はまず最小単位から手がけていくことを勧めている。
つまりは、今年のスローガンである、「家庭に愛を」はそうしたところからきているとお話ししただきました。

会長 後藤長重                                

2011/04/12

4月12日MS 動物商の四方山話@横浜市中央


 本日の講師は当会会員、(株)アイ・アイ代表取締役 大矢 秀臣氏、68歳。「家庭倫理の会横浜市」の会長を務めている。また、全日本動物輸入業者協議会 事務局長ほか多くの公職を兼務されている。

 (社)日本動物園水族館協会に加盟している動物園は89館、水族館は67館。
この中で今一番人気のある動物園は旭川市旭山動物園、
日本で一番古い動物園は、東京都恩賜上野動物園、
日本で一番最近できた動物園は、まだアフリカゾーンが完成していない点で、横浜市立よこはま動物園ズーラシア、
日本で最初にゴリラの繁殖に成功した動物園は、四国高松市の栗林動物園(民間、廃園)。

 現在この地球上に棲息する動物は百万種とも百五十万種とも云われている。その中で哺乳類に属する動物はおよそ五千種類といわれているので、動物全体の中では微々たるものです。

 一口に珍獣といっても人それぞれの見方があり、東京恩賜上野動物園元園長の中川志郎氏は「珍獣とは、彼らの多様さの中でもその生態や形態が際立って変わっており、数も少なく、私たち人間の耳目をひきつけずにおかないような動物たち」と定義付けておられます。
 今回お話をする世界三大珍獣は、嘗て世界的な多くの学者や行動学者達が口を揃えて三大珍獣はこれだと言い切っていた動物をご紹介するのですが、ここ10年ぐらい前から、一部に異論を唱える学者達が現れ、三大珍獣の種類が変わっています。ですから、ある意味では世界四大珍獣としてお話をさせていただきます。
 世界で一番珍しいとされ愛されているのは、中国四川省に棲息するジャイアントパンダです。白と黒とのコントラストが素晴らしく、ぬいぐるみのような可愛さがありますが、実際には獰猛な部分もあり(クマ科)、人馴れしていない個体は危険です。最近上野にペアが来て再び人気を博していますが、他には和歌山に8頭、神戸に2頭います。
 二番目はオカピです。アフリカのコンゴ共和国の奥地にひっそりと棲息し、そこの土着民族であるピグミーの人たちと共に生活をしている。この動物は生きた化石ともいわれています。ズーラシア、上野動物園にペアがいます。
 三番目はボンゴです。アフリカは西アフリカから東アフリカのケニヤまでアフリカ大陸を横断するように棲息しており、大型レイヨウ(羚羊)で優雅で神秘的な美しさがあるといわれています。しかし飼いやすいため近年動物園での繁殖も順調に進み、現在ではかなり多くの飼育数を数えているため、ボンゴを四番目に数えコビトカバを三番目とする方が多くなってきている、というよりも既に逆転しているといっても過言ではないと思います。
 コビトカバは、アフリカのギニアからコートジボワールに分布しています。現地では悪魔の力を持つ恐ろしい動物と言われたり、巨大な黒い豚ともいわれていて、森の奥深くに棲息していて、稀にしかその姿を見たことが無いため、永く伝説の動物とされていました。現在では野生の状態ではその数は激減しているが、動物園での繁殖はかなり成功しています。

 社名のアイ・アイは、マダガスカルにのみ生息する小さな猿の名称から付けられたそうです。
 
 大矢氏はこれらの珍獣の輸入を手掛けたときの裏話を淡々と話されましたが、その中から世界をまたにかけたご活躍の一端を垣間見ることができました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/04/05

4月5日MS 『家を建てるときの間違った常識』@横浜市中央


 本日の講師は静和建物(株)代表取締役 玉木 光一氏、S24年、高知県生まれ。
静和建物は南区永田北にある、木造注文住宅で定評のある地域密着の工務店。本会会員で、会報「太陽」3号に訪問記事を掲載させていただいた。

 住宅に関して色々な情報がインターネット等で発信されているが、その中には間違った常識がかなり混じっているので、少しでも皆さんの参考となることを話したい。住宅を建てるときの基準は、以前の住宅金融公庫から発行されている「木造住宅工事仕様書※」に拠っている。年々厚くなり、矛盾した部分もかなり含まれてはいるが、住宅を建てるときのバイブルのようなものです。自分の家を建てる際はこれを勉強して役立てるのがよい。今日はその中で一般常識とかなり違うものだけを話します。

 最初に、土台の木部にはシロアリ消毒が必要と考えている人がほとんどだと思いますが、標準仕様書にあるように、ひのき・ひば等の堅い材種を用いれば防腐・防蟻措置は不要です。実際には95%はつが等の柔らかい材種のため、防腐・防蟻処理材を用いている。
 講師は直径12mmと16mmの2種類のアンカーボルト(コンクリートの基礎と土台とを緊結するボルト)の現物を回覧された。見た目にも、手にとった重さも全く違うが、標準仕様書にはどちらでも可と併記されている。実際にはほとんどがコストの低い12mm材が使われているが、強度が不十分な場合も多い。今回の津波被害をみても、住宅の基礎部分だけが残されているのは締結強度不足による。ここは併記ではなく、16mmに統一すべきとのこと。
 また、北米のツーバイフォー工法の建物は、木口の厚さが2インチ、幅が4インチの角材を用いた枠組パネル工法。壁や床などの「面」で建物を支えるが、その「面」をかたち作る枠組みに2×4材が多く使われている。日本の多くの工法では枠組にベニアを打ち付けているだけなので、「面」強度が十分とは言いがたい。
 コンクリート打設方法で、べた基礎は布基礎より多少はましではあるが、本当は不十分。

 当社ではリフォーム工事はやらない。理由は基礎をきちんとしていない建物では責任が持てないため。
 その後、質疑応答の時間が設けられ、地震に強くするにはなど、活発な交換が行われました。

 健康的で住みやすく長持ちする本物の住宅づくりを志向している玉木氏の強い信念を、穏かな話しぶりの中に窺い知ることができました。

 ※過去の木造住宅工事仕様書(参考)
http://www.sumai-info.com/spec/wooden.html
    最新のものは有料です。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/29

3月29日MS 家庭の力そして夫婦力@横浜市中央


 本日の講師は社団法人倫理研究所法人局参事、法人アドバイザーの蓮見幸子(はすみ ゆきこ)氏。豊島区巣鴨に在住、T15年生まれ。巣鴨は東京の田舎ですがユニークなところがあり、とても好きだとのこと。S48年に倫理と出会う。
 
 東日本大震災は未曾有の大苦難。これは東北の方たちだけでなく、日本人全体に与えられた苦難である。意味のある試練として受け止め、今までの生き方を反省して、前に進んでいく機会でもある。

 本日のテーマ「家庭の力そして夫婦力」は最も基本的な問題。私たちには帰っていく家庭がある。その幸せを時に見失ってしまうことがあるのでは。家庭について本気で考えたことがあるか。幸せがマンネリ化して感謝の気持ちがなくなると、家庭が崩れていく。家庭がどんなに偉大ですばらしいものか、改めて勉強してみたい。

 創始者、丸山敏雄が戦後すぐ会を立ち上げて、救国の思いで最初に書いた書物が「無痛安産の書」と「夫婦道」。
 「無痛安産の書」で「世の中の生き物は皆、子を産んで栄え、実を結んで増える。産まねば滅び、実らねば絶える」、倫理研究所の原点はここにある。
 対立・合一・生成発展の3段の法則を言いたくて「夫婦道」を書いた。生成発展のためには夫婦が①一枚岩になる②水を漏らさぬ仲になる③全き性能を持つ ことが必要である。
 男と女が結婚すると家庭を持ち、夫と妻になる。夫婦が本当に一つになることが、生成発展に繋がる。会社が発展すると家庭が幸せになると思っているかもしれぬが、実は逆。家庭がしっかりと一つになって、初めて会社も発展していく。 
 家庭の中で夫婦が守っていかねばならぬもの 
  上下  先ず祖先に繋がる互いの両親、目上の人を敬う
  先後  夫が先で 妻が後。夫と妻は機関車と客車、針と糸の関係。
  順序  長男が先、次男が後
 夫婦力はすべての幸福を生み出だす、凄い力を持っている。商売が栄えないのも、夫が出世しないのも、子女が正しく伸びないのも、子供たちの健康が優れないのも、夫婦がお互いに健康でないのも、すべてそのもとは夫婦の全き性能にもとづく愛和に立っていないからである。(「夫婦道」より) 

 元気な講師の元気なお話しに、パワーをいただきました。
 
 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/22

3月22日MS ファインダーごしの真実@横浜市中央

 本日の講師は、日本映画撮影監督協会所属の撮影監督、金谷 宏二(かなや こうじ)氏、45歳。撮影監督というのは映画撮影するカメラマンの称号。ハリウッド映画で確立した地位で、照明・撮影の総責任者。

 専門学校を卒業後、テレビ技術会社に入社。
 最初はジャーナリストになりたかった。報道写真家ロバート・キャパの写真を見て、自分の知らない世界に興味を持った。次にドキュメンタリー、これは報道とは少し違う視点。が、どちらも似たような世界。図太い神経が必要で、相手の心に土足で踏み込むような気持ちがないと辿り着けないので、自分の性格に合わないと感じた。
 その後、一人の監督に巡り合ってミュージックビデオ撮影を経験し、これを通じて映画の世界に入り、ドキュメンタリックなドラマ撮影に転じた。現在、この業界に入って25年、映画撮影は20年になる。

 初めての海外取材はアフリカのケニアで、ここで経験した出来事をお話しする。
 空港に着いて荷物待ちをしていた。撮影機材の入った自分のバッグを見も知らぬ黒人がベルトコンベヤを挟んで15m位先で持ち去ろうとしているではないか。驚いて追いかけ、後ろから飛び掛かり取り戻したこと。
 店の前で車中一人で30分ほど寝て目が覚めたら周りが真っ暗になっていて、何かと思うと、実は真っ黒だった。物欲しさに集まって来た大勢の黒人に囲まれていた。予め教えられていたとおり、用意してきたタバコを配って難を逃れたこと、など。

 以前、阪神淡路大震災のとき、奥様が挟まれて動けず火が迫ってきたとき、ご主人が奥様の発する最期の言葉を報道用ヘリコプターの騒音でとうとう聴き取れなかったという。節度をわきまえ、人の痛みに敏感でありたい。
 この仕事、働き盛りはテレビ撮影は20歳代後半から30歳代、映画撮影は35歳代後半から40歳代、55歳位まで。
 過密な日程で不規則な仕事、一睡もせずに朝を迎え、新幹線で東京から自宅のある新横浜まで1駅だけ乗るつもりで「こだま」に乗車したら、ついうたた寝して、気がついたら京都駅へ着く直前だったこともあった。

 違う世界でご活躍の方のお話を伺い、興味が湧くとともに新鮮な感じがしました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/03/08

3月8日MS モーニングセミナーは宝の山@横浜市中央


 本日の講師は、(株)田中紙店 代表取締役の田中 耕一氏。平塚市倫理法人会専任幹事で、神奈川県倫理法人会のモーニングセミナー委員長を務める。
 平塚市で七夕の目抜き道路に面して、88年間ずっと文具店を経営している。アスクル代理店・外商もしている。自分は3代目。58歳の時、今から3年近く前2008年4月19日の平塚市倫理法人会開設時に勧誘を受け、最初は3カ月の約束で入会した。
 それまでもいろいろ自己啓発を試みていたが、この法人会は本物だと思った。家内からは3カ月では未熟児だ、10月10日続けなさいと言われた。自分は外の会合なとで多方面に活動して外面は良かったが、仕事は実質番頭がやっていてくれた。
 「読書100遍、自ずから通ず」と言うが、万人幸福の栞の各条を週に1回のモーニングセミナーだけで100回読み終わるには33年かかる。それでは自分を変えることができないと毎朝5時から始まる茅ヶ崎の一般の会にも入会した。その日が2008年10月20日。その場でその日から毎日欠かさず1000日間出席を続けると宣言し、現在833回。
 倫理法人会は朝起きと喜働が看板、倫理は実践が重要。入会して幹事の辞令交付式で、辞令のもらい方を教わった。自分の体験だが、絵手紙の会の20周年式典で表彰を受けたとき、返事の声の出し方・挨拶の仕方などで注目され、それまでの受賞者では静かだった会場から初めて大きな拍手を受けた。
 そのうえ、その後の記念撮影は写真中央の会長の隣に、また締めの挨拶まで指名された。その場で5年後の再会を訴えたら、万来の拍手を浴びた。次の週からは全国から注文が届くようになり、売上げが3倍にもなった。これだけやっただけで自分の環境が大きく変わってきた。
 朝起きを日常に生かしたら、気づきとかすばらしい健康とか、違った世界が広がってくる。やってみれば小さなことでも必ず結果が出る。体験は難しいことではない。感じていたことをやって、習慣にできると、自然とすべてが変わる。
 コンサルティングをどんなに受けても自分一人が先ず変わらなければ駄目。自分が変わって、父母・妻子・地域の順に及んでいくのが順序。心の積極性が、姿勢・声の大きさ・顔に表れる。
 田中氏の前向きな心持ちが笑顔などに表れていて、素敵な印象を受けました。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/02/22

2月22日MS 老舗企業の強さに学ぶ~継続は力なり~@横浜市中央

 本日の講師は、昨夜の倫理経営講演会でお話をしていただいた(社)倫理研究所法人局法人アドバイザー、(株)玉寿司会長の中野里 孝正氏。(株)玉寿司は大正13年創業、今年87周年を迎える老舗企業で、会長は3代目だ。
 昭和30年以前に創業・設立し、今も存立している企業を老舗とすれば、本当の意味での老舗はつぶれないようになっている。何か知恵を持っている。老舗が継続する理由は小さな単純なことを正確に繰り返しやっていること。
 昨年、東京商工会議所中央支部が成果をまとめた「老舗企業の生きる知恵」~時代を超える強さの源泉~http://www.tokyo-cci.or.jp/chuo/synergy/を参照のこと。
 
 Ⅰのれんを創る
 経営理念は一番大切にしていることを、分かりやすい言葉で。社員と共有し唱和できることが大切。因みに当社の現在の経営理念は「私たちは海の幸のおいしさに真剣です」とたった1行だけ。
 Ⅱ変革を仕込む
 企業は強いから大きいから、つぶれないのではない。その時々の世の中の流れに乗って、環境に適応したものだけが生き残っていく。日々小さな改革を地道に積み重ねることが重要。
Ⅲ人を育てる
 トップが先ず学び、その感動を伝えれば社員の心に通じる。また、倒産危機とか大病とか、試練を乗り越えるたびに強くなれる。
 中小企業では後継者は理念を共有できる世襲が一番、養子でもよい。縦の線が大事。老舗ではほとんどが世襲。
 トップの条件として、次の7カ条を示された。
①プラス志向 ②ぶれない信念 ③決断力 ④絶対あきらめない ⑤夢を語る ⑥感謝の心 ⑦社員と共有したものを持つ
 昨夜に引き続いての講師のお話で、老舗企業の強さの一端を窺うことができたように思います。
 広報委員長 萩野宏樹

2011/02/21

2月21日ES 倫理経営講演会@横浜市中央


横浜市中央倫理法人会の倫理経営講演会は玉寿司三代目会長中野里孝正様をお迎えして開催いたしました。
また、朝を大切にする倫理法人会の柱、活力朝礼を知っていただくために、ヘアーラウンジ寿光のみなさんに
は毎日実施しているお店での朝礼実演を行っていただきました。

二時間ほどの倫理経営講演会でありましたが、倫理法人会の活動をはじめて見に来て関心を持ち、即日入会手続をされた方もいらっしゃいました。

当会はもとより、県下他会の皆様にもたくさんのご協力をいただき、104名様のご来場をいただきましたこと、心より厚く御礼申し上げます。

横浜市中央倫理法人会 会長 後藤長重

2011/02/15

2月15日MS 企業リスクとマネジメント@横浜市中央

 本日の講師は、企業リスク研究所 代表の白木 大五郎氏。昭和16年、福岡市生まれ。鎌倉市倫理法人会会員。
 日立製作所に、人事・労務畑を中心に42年間勤務。日立グループの従業員は約32万人で、家族などを含めると日本の人口の100人に1人は関係者ということになる。したがって大きな事件や事故があると、関係者が含まれていることが多い。
 退職後、「企業リスク研究所」を設立し代表となり、研修・講演活動などをしている。また生まれ育った博多で、月1回の経営塾「白木塾」を開いている。

 企業リスクは近年大きく変化しており、多様化・巨大化・複雑化してきている。そして様々な企業リスクの中で、最近特にコンプライアンス(法令順守)が叫ばれ、法令違反が原因でつぶれる企業も増えている。
 人にとっては「生きている」ことがリスクそのものであるように、企業にとっての最大のリスクは「経営する」こと。人・物・金・情報のすべての経営資源がリスクのもととなる。

 リスクマネジメントの要諦はリスクは必ず発生するものとして、起こったリスクの影響を最小限に抑えるよう、「トップ陣頭・正直・迅速」に組織的に対処すること。初期対応の良し悪しが当に企業の力である。また、「不祥事防止システム構築」は「性悪説」でなく「性弱説」の視点で!すなわち人間は弱いもの、社員が罪を犯さないような環境づくりが経営者の役目。

 CSR(企業の社会的責任)が重視されるようになり、リスク変化への対応力が強く求められる時代である。「攻め」と「守り」のバランスが重要。社員を不祥事から守るため、ES(従業員満足度)向上、コミュニケーション、「損得よりも善悪」の判断基準などのコンプライアンス意識向上のための教育が必要である。

 企業倫理と経営者の役割として、①企業倫理とコンプライアンス意識はその「トップの器」で決まる! ②不祥事対処への決断こそ、当にトツプの仕事! ③不祥事報告に感謝の気持ちを持て! ④天命を信じて人事を尽くせ! ⑤社員は社会からの一時的な預かりもの! ⑥社員を罪人にしたら管理者失格! ⑦ES向上と夢・ロマンの付与はトップの責任! ⑧社員にとって最大の労働条件は?
実話を交えての盛り沢山のお話でした。

 最後に「経厳」「師範」「親慈」を挙げられ、これらのバランスこそが経営者に求められる要件と結ばれました。「あなたの会社は大丈夫?-標語・川柳で学ぶ管理者のための企業リスクマネジメント-」:丸善プラネット(株)  という本を書いておられるだけに、企業戦士のための離婚リスク予防川柳(あ・り・が・と・う)をプレゼントされました。 
 
 昨夜来の降雪で出席者が少なかったのが残念ですが、出席できた者にとっては、いいお話が伺えてラッキーでした。

 広報委員長 萩野宏樹

2011/02/08

2月8日MS 食が人を変える!会社を変える!@横浜市中央


 本日の講師はビジョンサクセス研究会代表の石塚好文氏。54歳、藤沢市在住。能力開発セミナーの主催などをされている。また、鎌倉市倫理法人会 副専任幹事としてもご活躍中。
 3年間ほど病気で苦しみ、35歳のときにそれまで勤めていた会社を辞めた。今では3人の子に恵まれているが、そのときは生命力が落ちていて、その後しばらくは子供が生まれなかった。
そんなわけで、35歳以降死に物狂いで健康の道を追求してきた。48~9歳のときにハイレベルな栄養学を基にした食事法に出会った。

 日本の国民医療費は年々1兆円ほど増加し、現在30数兆円に上る。ガンを始めとする生活習慣病が年々増加し、このままでは国が滅びる。自分で自分の健康を守ることが必要。正しい健康に対する知識、食に対する知識を身に付けることが何よりも重要であり、国家に対する貢献であると思う。
 いま若い人に低体温症が増えている。朝10時に図った体温が36.2℃以下、特に35℃台は免疫力の低下、自律神経の失調から、ガンを始めとする生活習慣病に罹りやすい体質になる。今は小学校の子供でも35℃台が3分の1ほどいる。

 先進国の中で逆に10数年ガンを始めとする難病が減り続けている国がある。それはアメリカだ。酵素栄養学を基にした正しい食事法を指導・普及してきた結果である。
 必須アミノ酸8種類+ビタミン18種類+ミネラル20種類
の46種類の微量栄養素が、酵素として新陳代謝のすべてと体内毒素(老廃物)の除去に係わっている。すなわち酵素の働きを活性化することで、血液や細胞の汚れを除去し、体質改善が図られる。

 食べ過ぎると代謝異常を起こし、疲労や病気の原因となる。それゆえ、消化に負担をかけない腹八分目の習慣と、大切な酵素を生かす生の野菜・果物中心の食事が求められる。その際、皮付きの果物と野菜を生ジュースにして朝食に飲むのが一番効果的とのこと。
 
 会社の業績アップのためにも、エネルギッシュな健康体でありたいものです。健康を維持増進するために、日々の食事に少しずつでも採り入れていきたいと思いました。

広報委員長 萩野宏樹

2011/02/01

2月1日MS 会員スピーチ@横浜市中央



本日は本会会員2名の会員スピーチ
(1) 笠原秀貴(ひでき)氏
 ハマハウス(株)専務取締役の笠原秀貴氏は45歳。  
横浜の上大岡にて笠原家を中心として、その他貸し店様から駐車場や貸室を預かり、貸付・管理業務をしている。「倫理法人会にたどりつくまで、そしてこれから」と題してお話したい。
 15年前に30歳で結婚し、妻の実家の家業に従事している。不動産と縁のない職場から移ってきたうえ、地主さんという訳の分からない世界に入り、来た当初はただ物件を磨いてゴミを拾うことしかできなかった。

 しかし、家業に慣れすべてうまくいって、自分に慢心が起こった。この驕る気持ちが、仕事にも家族に対する言動にも反映した。
 このままでは駄目だと、自分は猛省した。家族のために自分ができることに心から努めた。

 このことが個人や社会に対して、自分の生業の貸家業をベースにして、何か手助けする媒介になれないか、思い始めるきっかけになった。何かできることがないか考えていたとき、倫理法人会を紹介してくれた人がいて、感謝が一杯の気持ちです。笠原ならできるかなというベースを作って、感謝を繋げていきたい。

(2)野田道昭氏
 (株)ドリームパートナー代表取締役、横浜市戸塚区在住、50歳。
 「ふるさと再生」と題して、今までの生き様とともに今やろうとしていることをお話ししたい。
 福岡県大牟田市生まれ、昔の三池炭鉱のあった町。県立の進学高に進学したが、中学からやってきた野球に没頭していた。卒業後、手に職をつけようとして調理士学校に入学、大阪に住み込みで1年間学び免許をとった。夜もアルバイトをして貯めたお金で、母への借金返済や田舎でお世話になった人たちへお礼をした。

 田舎へ恩返しをしないといけないと思い、田舎で仕事を探した。口利きで手作りのレストランを紹介してもらって、勤め出した。更に勉強を積もうとして上京、ホテルオークラでコックをしている人の弟子になったりしたが、辞めた。結局この調理士の世界からは足を洗おうと決断した。
 その後鉄工所に勤めたが、肉体労働でケガをし足が動かなくなった。そこで近くの不動産屋へ転職して10数年経験を積み、12年ほど前に独立した。

 不動産屋から始めて、関連事業として引越・リフォーム・リサイクルなどを手掛けている。
 親戚の紹介で1,2年前から店で田舎のミカンの箱売りを始めた。田舎での仕事を創るため、ミカンの苗木のオーナー制度も始めた。田舎が潤い、田舎の人に喜んでもらう。田舎を活性化できる、ふるさと再生の力になりたい思いがある。そのために、仕事があって田舎に戻れる環境を創出したい。

2011/01/30

1月25日MS 倫理実践と事業経営@横浜市中央


 本日の講師は、(社)倫理研究所法人局 法人アドバイザー 深澤通信工業(株) 代表取締役 深澤清次氏、1940年、茨城県生まれ。

 丸山敏雄先生の著書に「倫理実践の要諦」がある。実験倫理は、人間生活の自性に立ち、必然に即する故に、その実践もまた自然でしかも他によい方法がなく、その場に即座に成果が顕れることが特色。これは古の聖人君子・道徳家などの行き方を学んだものでなく、実験実証によって打ち立てられた倫理である。
 「万人幸福の栞」の序には「実行によって直ちに正しさが証明される生活の法則(すじみち)である」

 「今週の倫理658号」に登場するMさんは、二度目の結婚生活では「夫の心得六カ条」を実践しようと決意し、具体的実践として『夫婦間の挨拶』『妻の話をよく聴く』を特に心がけたそうです。その結果、夫婦喧嘩の翌朝にも挨拶ができるようになり、仲違いが早期に修復できた。その分、互いの不満や意見の食い違いを気軽に話せるので、今では妻の話を尊重して聴けるようになった。挨拶を続けて夫婦仲は年々円満になり、その分、仕事への張りが生まれたという。
 挨拶は夫婦の心を結び合う金の鎖である。謝るべきことは、沽券を捨てて先に謝ること。

 事業経営の根本は家庭にある。足下の実践として、挨拶・返事・後始末などを着実に心を決めて徹底してやることである。靴を揃える・玄関をきれいにする・家の周りの掃除をする。心が磨かれ社内の雰囲気も変わってくる。挨拶一つで人生が変わったり、商売が良くなったりする。自ら挨拶することで、社員も自分から挨拶できるようになる。挨拶は①夫婦 ②親子 ③神仏、の順に行うこと。
   
 「万人幸福の栞」を「心読」してほしい。自分の心に照らし合わせて、何を教えてくれているのかをよく考えて読むと心の中に沁み入ってくる。
第1「新世の発見」
 ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、済みきった張りきった心を持ち続ける。
 すべて無条件に、このまま実行すると、思いもよらぬ幸福な環境(まわり)が開けてくる。
1.「日々好日」
 気づいたら、すぐすることが成功の秘訣であり、それを継続することで必ず良くなる。
 気づくには、目が覚めたらすぐ起きること。
12.「捨我得全」
 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ・憂え・怒り・急ぎ等々の私情雑念をさっぱり捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達したとき、必ず危難を逃れることができる。
 こだわりの心を持たずに常に明るい心で接すること。

 「今週の倫理678号」には、倫理指導を受けて自分の心が変わり、素直にやってみようと決心しただけで、思いは空間を超えて伝わり状況が一変した、S氏の体験事例が取り上げられている。

 最後に、自分の心がすべて鏡になっている。周りのものが変わらないのは自分の心が変わっていないということ。実践を行ってさらに素晴らしい人生を送ってもらえればありがたいと結ばれました。

【参考】
◆愛和の秘訣・夫の心得六カ条
1.妻への不足不満は捨てるべし 2.妻の心中をよく聴くべし 3.妻を喜ばすべし 4.家のことは妻に一任すべし 5.自由に任せるべし 6.仕事に向かって努力すべし
◆愛和の秘訣・妻の心得六カ条
1.うんと美しくなりなさい 2.夫に上手に甘えなさい 3.何でも相談しなさい 4.なるべく起きて待ちなさい 5.喧嘩の後は先に詫びなさい 6.いつも笑顔を贈りなさい

 広報委員長 萩野宏樹