2009年2月17日火曜日
2月17日 モーニングセミナー 「常に青年の心意気で」
倫理研究所普及本部本部長中西浩様、の講話、内容は「常に青年の心意気で」です。
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年齢の数え方には3つあります。
今日はこの3つをご紹介したいと思います。
一つ目として「生活年齢」というものがあります。
この数え方は一年たつごとに刻んでいくごまかしようのない年齢のことです。
二つ目は「生理的年齢」というものがあります。
「年の割に若い」「あの人は老けて見える」といわれる年齢のことを差すようです。
この生理的年齢は各自の魅力を高めるための努力により保たれています。
そして最後に一番肝心なのは、「心理的年齢」です。
この年齢は心が司っていて人によって大きく違うところでしょう。
一般に人は高齢化してくると、がんばりが足りなくなる。
いつかがんばってお返ししようという気持ちになれず、すぐに簡単な方法で
返さなきゃと手近でいい加減な義理堅さへと変わっていく。
また、我慢も足りなくなってきて「もう年だから。。」とあきらめる気持ち
が支配してくるようです。
こうした気持ちが活動を限定し、どんどんと無精になっていくようです。
また、人は年を取ると理性をコントロールできなくなってきます。
本能だけで動くようになってきて、それが行動規範になる。
普段は本能を理性が抑えていますがこれも年齢とともに効かなくなってきます。
清廉潔白だった人の晩年はどうでしょう?
どんどんと本能(わがまま)が出てくる人が増えています。
ですから、倫理の実践によって、本能そのものを変えて、「心理的年齢」
をいつまでも若々しく保っていきましょう。
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これまでの実績や過去にとらわれていても一秒たりとも戻りはしません。
過去の中からしか考えられない人は、心が老化している証拠です。
青年とは実年齢や見た目とは関係なく、過去に縛られることがない心を持つことです。
言い換えれば今日から明日に向けて生きていこうという姿勢、これが青年の心意気を
持つということ。
こうした取り組みこそが高齢化社会に最も大切な心構えだとおもいます。
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