2007年10月2日火曜日

10月2日 モーニングセミナー



昨日の特別研修に引き続き、(社)倫理研究所法人局の松丸首都圏副方面長の講話、「実践は命、継続は力」です。

松丸先生が若かりし頃、「わかっているよ、わかっている」というのが口癖だったそうですが、松丸先生の倫理の師と仰ぐ、草山とし先生から「あんた、『わかってる。わかってる。』といったって、何もやってないんだからそれはわかってないのと一緒だよ。」と諭され、ハッと気がついたといいます。

ですから、「いにしえの 道を聞いても唱えても わが行いに せずば甲斐なし」という島津忠良の言葉を引用し、知っていることと、やっていることの違いをお話しされました。

また、継続については、倫理の栞を用いて、3条の「目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、終始一貫やってやってやり抜く人、これが世に言う成功者である。」
、13条の「終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである。」はじめたら多少のことではやめない。これが重要だとお話しされました。

ただ、なかなか人は終始一貫の実践が難しいので、まずは「一日一回」やってみる。
一日一回、同じことをくりかえす。
これは人間の生活がおのずからにしてかくなっているのであるがーーーたとえば、朝に起き夜はいねるーーーこれにさらに、今日まで為したことのない他の新しいこと、一定したことを一定の時にきっちり行う。これは生活に節を入れるものである。ゆるんだ生活にしまりをつけて全生活を引き締める、活を入れる、生命を揺すぶりたてることになる。即ち、これより全生命をあげてことに当たるとき、不能ということはない。『純粋倫理原論』266頁~268頁







加山幹事の紹介で本日入会された(有)信栄商事の関 信行社長です。
これからも一緒に倫理の勉強をしていきましょう。(^.^)

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