高橋幹事から、毎月の役員会で配布される法人局の連絡事項がとてもよい。というお申し出がありましたので、掲載しておきます。
社団法人倫理研究所法人局 局長 中西浩
「危機感をバネに」
トップの持つ危機感は、ネクラが持つ甘ったるい危機感ではない。
それは、すさまじいばかりの現状否定の中から、これでよいのか、このままで生きのびられるのかと、あらゆる角度から徹底的に検討調査分析し、自社の強みは、自社の弱みはいったい何かと徹底的に掘り下げ、只今何を為すべきか厳しく追及し、打てる手は妥協なく打ちつづける、前向きな危機感である。
まちがっても、自社には問題は何もありませんなどと、寝言を言っているような甘さは微塵もない。問題がなければ問題を創出させればいいだけだ。
「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず」という言葉があるが、常に敵には敵の論理があるものだ。希望的憶測で間違っても事にあたってはならない。
自社の評価を過大評価せず、過小評価せず、等身大でやり抜くことである。
旧き日本の闘いは欧米と異なり、殿様の首をとったら勝敗が決するという潔さがある。それだけに、トップの優劣で事が決する場面が多いものだ。
倫理法人会も幹部役員の気力・能力・努力・魅力によって年度目標達成の成否が決まる一面があります。
地域の特殊性や不況を、できない理由づけにせず、倫理法人会の動向は、幹部役員である我々の一挙手一投足にあると自らに言いきかせ、このままでは日本は本当に再起不能になるという危機感を強め、日本創生のために、まず一歩を踏み出されるよう期待してやみません。
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